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VS ![]() |
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☆☆☆☆☆☆ 1 対 100 のテヘラン☆☆☆☆☆☆ |
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2005年3月24日成田を出発し、敵地イランへ。 ☆なんじゃ?このスタジアムは!!その(1)「男ばかりの12万人のサポーター」スタジアムの門を入り、バスから降りて、いざスタジアムの中へ。逸る気持ちを押さえながらも、日本人サポーターが陣取るスタジアム内へ早歩き。 ゲートでチケットを見せ、スタジアムに入った瞬間、異様な雰囲気が。 「なんと、試合開始3時間前だと言うのに、10万人入るスタジアムがイランサポーター(しかも全員男性!)で満席状態」 「入口でもあれだけのイランサポーターがいたのに、このスタジアムは何人入れるんだろう」と驚きばかり。やはり2階席の無料開放と、現地の正月が重なった為であろうか・・・そのスタジアムから放たれる雰囲気は、それこそ10万人級のパワー。いや、それ以上の息苦しさでした。バックスタンドの上には「故ホメイニ氏と今の最高指導者ハメネイ氏」の肖像画がピッチを見守っている。 さて、我ら日本人サポーターはアウェー用ゴール裏で、まだ数百人程度しか来ていない。スタジアムは両サポーターが交錯しないように(実際は日本人サポーターを守るように)フェンスで仕切られているが、イランサポーターとの距離は数メートル。日本人サポーター席はスーツを着た警備員らしき人に案内され、少しビビリながらイランサポーターの横を通り、席を確保できた。少しの間と言っても数十分間、そのスタジアムの凄さ、イランサポーターの数の多さに放心状態。私だけじゃなく日本サポーターのほとんどが・・・ だんだんスタジアムの異様な雰囲気にも慣れたとき「自分はすごいところに来たんだなぁ〜」と改めて思った。 こうなれば後は試合開始が待ち遠しい。「あと、2時間!1時間!30分!」と、ご一緒したお客様とわくわくしながら時計を何度も見た。その間小腹が空いていたので、スタジアムへ来る途中の店で買った軽食を食べ、迫るキックオフを待った。 「気さくなイランサポーター」イランサポーターは誰一人と応援するのに代表のユニホームを着用していない。持っている応援グッズはイランの国旗とホーンらしき鳴り道具くらい。それに対し日本サポーターはほぼ全員が代表ユニホームを着用し、中には恒例のタオル・マフラー等の応援グッズを身に付けている人も! その日本サポーターの身に付けている応援グッズが珍しいのか、イランサポーターは自分の持っている国旗と「交換してくれ!」とばかりにジェスチャーで訴えてくる。何人かの日本サポーターの人が自分の持っているタオルやマフラーと交換し、記念撮影をしている人も。その時ばかりはアウェーと言うのを忘れ、両国サポーター同士の距離が縮まったような気がしました。☆なんじゃ?このスタジアムは!!その(2)「試合前のアップ」試合開始の約30分前、まずはイランの選手がピッチに!口笛か何か分からないが、ロケット花火を飛ばしたような音がスタジアム全体に鳴り響く。さらに揺れんばかりの大歓声!!間もなく日本代表の選手がピッチへ!地響きのようなブーイング!!さらに追い討ちをかけるようにスタジアム全体を巻き込んだ高速ウェーブ。10秒もかからないうちにスタジアムを一周!幾度となく繰り返される!あんなに早いウェーブを見るのは始めて・・・日本サポーターもただただ見ているだけ。 ![]() 「試合前のセレモニー」間もなく試合開始。両国代表のスターティングメンバーがピッチへ。まずはイランの国歌斉唱。イランサポーターが全員立ち上がる。続いて日本の国歌斉唱。このときばかりはさすがにイランサポーターの静粛。ただ、セレモニーが行われていても言葉が分からない・・・ ☆さあ!キックオフ!! 日本のスターティングイレブンは約1年ぶりの復帰となる中田英寿を軸に4−4−2の布陣。対してイランはアリ・ダエイ、ハシェミアンを2トップに置く同じ4−4−2。さらにドイツ生まれのザンディ、マハダビキアを2列目に置く超攻撃型布陣。日本は三都主、田中を欠いているとはいえ、攻撃型DF三浦、加地がどこまで、相手のサイド攻撃をかわし、二人が攻撃に参加出来るかだ!現地時間18時05分。日本のキックオフ! 両チームサポーター(イランサポーターの凄さに日本サポーターの歓声は掻き消されほど)の大歓声が起こる。 まず攻め込んだのはイラン。マハダビキアが日本のDFの裏に飛び出たがオフサイド。前半は開始早々イランがマハダビキア、カリミまたDFのカエビが日本の左サイドを徹底的に攻め込む。日本も負けじと中田、中村を基点に攻撃をする。前半11分、中田からにスルーパスに反応した玉田がシュートしたが、GKに阻まれる。その後日本はイランの左サイドに散々苦しめられていた。そして前半25分、マハダビキアFKが日本ペナルティエリア内の混戦を誘い、競り合いのこぼれ球をフリーのハシェミアンに蹴り込まれてしまう。一次予選から通じて、日本が始めて許した先制点だった。スタジアムが揺れ、また数メートル近くにいたイランサポーターが柵を壊すかのように喜んでいる。 しかし、ここで試合の流れを簡単に明け渡さないのが、いまの日本の強みである。32分には小野のミドルシュートが鋭くゴールを襲い、さらに38分にはCKの連続でイランにプレッシャーをかける。ゴールの可能性を十分に残しつつ、ハーフタイムを迎えた。 ☆後半スタート!!後半も前半終盤同様、日本が積極的に攻め込む!そして後半7分相手ペナルティー付近で直接FKのチャンスを得る。 もちろん蹴るのは、中村 俊輔。沸き起こるサポーターからの“ニッポンゴール!!“蹴った瞬間、思わず「入った!!」と思った。ボールは相手DFの壁を越え、ゴール左下へ。だが、相手GKの好守に阻まれボールがゴールネットに突き刺さらなかった。だが、日本のペースは続く。スタジアムにはイランサポーターに負けないくらいの応援が続く。後半15分にもセットプレーからチャンスを広げる。中村の左CKがクリアされたボールを、小野が右足でボレーでゴールを狙う。だが放たれたシュートはクロスバーのわずかに上を通過していった。2度の惜しいチャンスに日本のサポーターは頭を抱えた。しかしゴールへは一歩一歩近づいている予感を誰しもがしていた。 そしてその時がやってきた。 後半21分、日本はアザディスタジアムをイランサポーターを沈黙させた。三浦のスローイングを受けた中田英がDFのチェックを受けながらゴール前へ浮き球を出す。途中出場の柳沢がバックヘッドでファーポストへ落とすと、走り込んでいた福西がゴール!!やったー同点だ〜!!スタジアムが一瞬ホームに変わったかのように日本サポーターが盛り上がった!抱き合った!飛び跳ねた!その時イランサポーターはと言うと、もちろん意気消沈。 もうこうなれば試合のペースは日本。試合開始前はアウェーだし引き分けでもいい!と思っていたことも忘れ、勝つことを望んだ。 同点劇の後のスタジアムはもう日本の応援だけが響いていた。イランサポーターは誰もが椅子に座ったまま、ただ試合の流れを見ているだけ。あと1点・・・。 だが、日本のリードも長く続かなかった。後半30分ゴルモハマディがドリブルで持ち込む。マハダビキアに繋がれたボールは右サイドのカリミへ渡り、中澤との競り合い勝ち、センタリングを上げた。その時、中田英と加地との間に絶妙なタイミングで入ったハシェミアン。フリーでヘディングシュートを決められ、1−2とリードされる。 それまで意気消沈していたイランサポーターが一瞬にして日本サポーターを飲み込む。すごい歓声、叫び、口笛。耳が痛くなるくらい、また柵を突き破って、日本サポーターに襲い掛かるようにスタジアムが騒然となる。この時ばかりはかなりびびった。「もし柵を突き破ってイランサポーターが襲ってきたら・・・」地元警察官により、数メートル近くにいたイランサポーターを押さえ込む。本当にあの時ばかりは怖かった。 その後の日本も小野に代え小笠原、高原に代え大黒を投入し、流れを変えようとしたが、得点を奪えずタイムアップ。 ☆試合後の日本サポーター試合終了のホイッスルと同時にイランサポーターは歓喜に揺れ、日本サポーターは落胆した。少しの間をおいて、サポーターからの「ニッポン!!」コール。 まだまだ予選は始まったばかり、こんなところで落ち込んでなんかいられない!5日後にはホームでバーレーン戦がすぐ目の前に来ている。前進あるのみ、最終目標は2006ドイツ! でも、自分が応援(実は添乗員としての仕事でしたが・・・)に来た試合が負けたのははっきり言って悔しい。 アウェーでしかも相手はイランとはいえ、一度は同点に追いついたのに、せめて引き分けでもよかった。同点に追いついた時は帰りのスタジアムを無事に出れるかどうか心配する程、勝ちにこだわっていたような・・・ しかし結果は1−2で負けてしまった。でも日本の選手は超アウェーのこのスタジアムで健闘した。よく戦った。 残り3試合、とは言わず2試合で決めてくれ!!一緒に行こう、ドイツへ!!! 最後になりましたが、ご一緒していただきましたサポーターのご紹介させていただきます。 Hさん・・・以前弊社でスペインサッカー観戦ツアーにお申し込みいただき。今回は卒業旅行も兼ねてと言うことでしたが、良い思い出になったでしょうか?イランに到着と同時に体調が悪かったですが、なんとか治まりよかったですね!4月から新社会人として頑張っておられると思いますが、また時間ができたらご一緒したいです。 Sさん(お母様)・・・私よりも代表応援暦が長く、いままでも各国で行われた代表戦の応援に行っておられ、いろいろ教えていただき、有難うございました。地元札幌、コンサドーレの熱烈なサポーターと伺っています。これからも一緒に日本のサッカーを盛り上げていきましょう! Sさん(娘さん)・・・初めての海外旅行がイラン!といいながらもお母様と一緒にテヘランの町を堪能されてましたね!試合の応援時に着ていた着物姿が今でも印象に残っています。新聞社の方からも取材を受ける程目立ってましたよね!また機会があればお母様とご一緒にご参加下さい。 みなさまこのたびは本当に有難うございました。弊社では今後も代表観戦ツアーを始め欧州サッカー観戦ツアーをより充実して行くつもりです。また皆様方とスタジアム(ドイツ!?)へご一緒させていただく日がくるのを楽しみにお待ちしております。 |
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