ベッカムの舗道 オールド・トラフォード・スタジアム レッド・カフェ
某社員による・・・プレミアリーグ観戦ツァー 体験記 (その2)
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 6日目=10月22日 オールドトラフォード見学へ 

 基本の5日間コースだと4日目で帰国だが、私達は8日間。 4・5日目はロンドン市内とロンドン近郊の「バース」観光に出かけた。

 そして6日目、マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム「オールドトラフォード」見学へ!
きっぷ売場 8:45、ブリティッシュ・エアウェイズにてロンドン・ヒースロー空港を飛び立ち、約1時間でマンチェスター空港に到着。 空港に隣接する鉄道の駅に向かい、自販機で切符購入を試みるが結局よく分からず、窓口で「オールドトラフォードに行きたいんですが…」と言うと、すぐに係員が端末を叩いて4枚出してくれた。 「これは往復2人分?」と尋ねると「そうよ」と。 気が利いている。 £4.4。 かなりお得な価格だ。



 プラットフォームは2つしかない。 でもどの列車か分からず駅員さんに尋ねる。 快速らしく、途中の駅をいくつも飛ばして約20分、マンチェスター市街中心(?)にある「マンチェスター・ピカデリー駅」に到着、下車。マンチェスター・ピカデリー駅 とても大きな駅だ。 マンチェスターって都会だったんだと実感。 ここでトラムに乗換えるため、ひたすら「Metro Link」の表示を辿って乗り場に到着。

 ここから目的地「オールドトラフォード駅」までは1本。 トラムは街中をゆっくり走る。 大きくて高い建物が林立する。 ホントに大きな街だなぁとキョロキョロ窓の外を見回す。 が、5駅目を過ぎた所でいきなり加速し、駅の間隔も長くなる。オールド・トラフォード駅 風景は街から工場地、緑豊かな郊外へと移り変わる。 ピカデリー駅から8駅目、約20分、オールドトラフォード駅に到着。 小さな小さな駅だ。




 オールド・トラフォード・スタジアム 

 オールド・トラフォード(看板)駅からはひたすら真っ直ぐ歩く。 10分。 見えてきた! 『オールド・トラフォード・スタジアム』。 思わず「おおーっ!」と感嘆がもれる。 デカイッ!! めちゃくちゃデカイ! この間のロフタスロードスタジアムは箱庭という感じである。(失礼) 警備(?)のおじさんがフレンドリーに「HELLO!」と声を掛けてくれる。 嬉しい。 まだ中に入ってないというのに、既に興奮気味。

 周りにはめぼしい建物がない。オールド・トラフォード・スタジアム 駐車場がめっぽう広い。 駅からの道中、数人にしか会わなかったが、スタジアム周辺には結構人がいる。 皆、車で来るようだ。 例外なく手には大きなマンUロゴ入りビニールバッグを提げている。



 メガ・ストアオフィシャル・グッズ・ショップ 『メガ・ストア』 はスタジアムに併設されている。 その名の通り、大きくて品揃えも豊富。 スタジアム見学前に買っては荷物になるので、私達はひとまず品定めに勤しむ。 どれも魅惑的に誘惑してくる。 きっと‘例外なく’買い込んでしまいそう。
 13:00〜の見学をロンドン在住の友人に電話で予約しておいてもらったので、少し早いが12:30頃窓口に行く。 ここでも愛想良く対応してくれるおじさんスタッフ。 エレベーターで3Fへ行くと、右に『レッド・カフェ』、左に『ミュージアム』。

優勝カップ


 私達はまず左へ。 ここはマンUの歴史を辿る創りになっている。 時代時代のユニフォームやチケット、バッジ等々、当時に思いを馳せるに余りあるほど貴重な品々が展示されている。 中でもひときわ華やかなのが、歴代手に入れてきた優勝カップを飾る部屋だ。 四方を埋め尽くすおびただしい数。 まばゆいばかりに光り輝いている。 マンUの歴史そのものだ。
 そこから下へ下へと階段を降りて行くと、見学ツアーの集合場所に辿りついた。 ぴったり13:00。




 見学ツアーへいざ! 

 見学ツァー案内役のおじさんが人数確認。 老若男女30人位だろうか、私達以外にも日本人がいる。 全員揃ったところでいざ出発!
まずはNORTH END(バックスタンド)下段へ。 美しい緑のフィールドと真っ赤なスタンド席が目に飛び込んでくる。 「おおぉーっ!!」誰もが同じ第一声。 (さっきからこればっかりだが、ホントに言ってしまうんですって!) 広いッ! きれいッ! その規模、その鮮明な赤と緑のコントラスト、圧巻である。
 感動している私達をまずはスタンドほぼ真ん中の席に着かせ、落ち着くのを待っておじさんは、舞台役者ばりのよく通る声と口調で切り出した。 「ここで試合を見たことがある人いますか?」 2人程手を挙げる。 「皆さんはマンチェスター・ユナイテッドのファンですか?」 反応が小さい。 「あなたはどこのファン?」と尋ねられた初老の男性は「リーズです」。 笑いが起こる。 こんなやり取りでがっちり見学者達の心を掴んだところで、スタジアムの説明を始めた。メイン・スタンド

 実は英語がよく分からない私達。(それでも充分楽しめる。) ほとんど内容不明だったが、これだけはしっかり聞き取った。 「2003年5月、ここでチャンピオンズ・リーグの決勝戦が行われます」。 あぁ、見たいっっ!!! その時私には、熱狂する69000人の大観衆が見えた。 洪水のように溢れる彼らの大歓声が聞こえた。 鳥肌がたった。 ここで見たいっ! どんなにか「Fantastic!」で「Exciting!」だろう。ダッグアウト

 その後、EAST END(ゴール裏スタンド)を通り、SOUTH END(メインスタンド)へ移動。 ダッグアウトに踏み込む。 ピッチはまん前、直ぐそこ。 私達にはその上に立つことも触ることも叶わないが、選手達はいつもこの視点でスタジアムを、観衆を、試合を見てるんだなと感慨にふける。




 ラウンジ次に、選手の家族専用ラウンジへ。 ここへ向かう通路はかなり狭い。 小柄な私達でさえ狭いんだから、大柄な人なら幅スレスレで歩くことだろう。 ラウンジは思ったよりこじんまりしていたが、バーカウンターやお子様用遊戯室、トイレまであった。 試合前にここで団欒するらしい。
控室
 そしてその部屋の向かいに、選手控え室とシャワールームがある。 こんな内部まで見せてくれるなんて、太っ腹!?  控え室はいわゆるロッカールームとは違った。 壁に作戦会議用のホワイトボードと物を掛ける取っ手と腰掛棚があるだけ。 それでも個々の場所は決まってるらしく、おじさんは端から順に指差しながら「……・ロイ・キーン、ネビル、スコールズ……」と名前を挙げていく。 そして一番奥のコーナーを差して「ベッカム」と言った。 皆が「oh!」。 ちょうどそこに座っていたチビッ子はそれを聞いてニッコリ。 嬉しそう。。。 広さは学校の教室くらい。 大の男達が20人から入るんだろうに、せせっこましく着替える様子が目に浮かぶ。 シャワールームもシャワーが2つ、バスタブが2つ、ジャグジー1つ、マッサージ台が2つ(…だったような。記憶が曖昧)。 とにかく一度に全員は無理。 他の設備はこれでもかと整えられているのに、控え室は簡素と言うか質素と言うか。。 意外だった。プレイヤーズトンネル

 次が最後、WEST ENDのプレイヤーズ・トンネルへ。 選手達はここから戦場(ピッチ)へ向かうのだ! おじさんは何やら説明した後、最後尾にいる見学者に「そこのボタンを押して下さい」と言った。 プレイヤーズトンネルするとスタジアムのざわめきと歓声が流れ始めた。 おじさんは言う。 「私達はマンチェスターユナイッテドの選手です。 これから戦いに行きましょう!!」 そして…『……Manchester United!!!! ウォォォォーーーーーー!!』という場内アナウンスと大歓声の中、歩き始めた。 この声がいかに選手達の気持ちを鼓舞するか。 今まさに‘実感’である!!

 見学ツアーは、このトンネルを選手気取りで抜け切ったところで終わり。 最後の最後まで写真を撮りまくっていた私達を気長に待って、おじさんは選手出入り口から外へ「Thank you. Bye-bye.」と笑顔で送り出してくれた。 満喫満喫。
レッド・カフェ
 私達は3Fまで戻り、『RED CAFFE』へ。 全て真っ赤のマンU仕様。 椅子には選手の背番号に名前。 ランチョンマットには選手達の写真。 天井にもポスター貼付。 ウエイターはもちろんユニフォーム着用。 これ以上は無理という程‘マンU’で埋まっている。 各所に設置されたTVでは試合の名場面が流れる。 ふと気付くと、19日に見てきたばかりの試合が流れていた。 ラッキー! フライドポテトとプディング、紅茶を食しながら見入る。 お会計は2人で£7.9。 意外に安い。 ‘何が何でも’ではないが、一興で行ってみて損はない。

その後、‘例外なく’大量にグッズを買い込んだ私達は、名残惜しくもスタジアムを後にする。 「今度は試合を見に来るぞ!」と心に誓って。。。

 7日目=帰国の日 ロンドン・アイ

19日以来の快晴! 18:00発のJL422便まで時間があるので、折角だから世界一高い観覧車『ロンドン・アイ』へ乗りに行く。 朝早めだったからか、さほど並ばずすんなり乗れた。 絶景なり! 天気が良ければ絶対おススメ。ロンドン市街

 8日間なんてあっという間だ。 楽しい時間はなおさら。 朝から晩まで1日4・5時間の睡眠で歩き回ったのに、まだまだやり残したことがある。 「次はマンチェスターを基点に動こう。 試合を最低2つは見て、チャンピオンズ・リーグ決勝戦なら尚良いなァ。 それから他のスタジアムも見学したい。 それから…・」 私達にそんな壮大(?)な夢を抱かせて、今回の旅は終わった。。。

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