2009年11月 4日
関空組は07:15にロビーへ集合し、バスで空港へ。
お世話になった観光局のスタッフに別れを告げ、各自搭乗手続きを済ませた後、空港内施設を見学。
ナント、免税店はひとつしかございません! お土産は市内でしっかり買い込んでおくことをお勧めします・・・。
さぁ、ゴールドコーストともいよいよお別れ!帰りはもちろん・・・エコノミー席でした。そらそうよね~・・・。スタークラスに比べて座席と座席の間が狭く、私には珍しく関空までほとんど眠れませんでした。
怒涛のような4日間でした。つきぬけるような青空、どこまでも続く白浜、透明度の高い海、顔より大きなステーキ・・・。そのスケールの大きさにただただ驚き、のんびりくつろぐ動物に癒され、大自然の中に身をおくと自分の小ささに気づくと共に、日常から解放され何ともすがすがしい気持ちになりました。駆け足ではありましたが、色んな顔のゴールドコーストを堪能でき、中身のこゆ~い旅だったと思います。
プライベートでは完全に個人旅行派の私は、オプショナルツアーに参加した経験があまりないのですが、今回訪れたゴールドコーストではオプショナルツアーを利用するのは賢い選択だと思いました。ヒンターランドや土ボタル鑑賞地へ個人で行くことは難しいからです。皆さん、オプショナルツアーをうまく旅行に取り入れて、海も山も満喫できる世界屈指のリゾート・ゴールドコーストへ是非お出かけ下さい♪
2009年11月 3日
今日も引き続きいい天気。
部屋から見える景色 |
午前中に参加するオプショナルツアーでは、パラダイス・カントリーとインフィニティ(迷路型アトラクション)、ドラキュラ・ホーンテッド・ハウスとQ1展望台を訪れます。ちなみに第一希望はシーカヤックのツアーでしたが、抽選に漏れたようで、第二希望のツアー参加となりました。
まずは、パラダイス・カントリーへ。ホテルからは車で約30分。ここは40エーカーという広大な敷地に広がる牧場で、ホースショーや羊の毛刈りなどのオージー流カントリーライフを体験できるファームツアーに参加します。
特に私が楽しみにしていたのは、これぞオーストラリア観光の目玉と言っても過言ではない(!?)コアラ抱っこ!!(余談ですが、私は小学生の頃なぜか無類のコアラ好きで、カーテンは特注のコアラ柄でした。)早速コアラのいる建物へ。一同、テンション上がってダッシュです。ご覧下さい、この愛らしいコアラちゃん達の姿を!
やっぱり眠たそう・・・。 |
そして、いよいよ抱っこして写真を撮れることに。今回特別に赤ちゃんコアラを抱っこさせてもらえるとのこと。
大人のコアラよりも薄い灰色をしていて、感触はやわらかく、思ったより軽い!しっかりと腕につかまる赤ちゃんコアラに、愛おしさが込み上げたワタクシでした(笑)。
オーストラリアに来たからには、コアラ抱っこ、必須です!!
外に出ると、こちらもオーストラリアの顔、カンガルーがいっぱい!感想は、"休日のお父さん"。お腹をつんつんしようが、隣で写真を撮ろうが、無視・・・です。
他にも羊、ヤギ、子牛、アルカパ、エミュなどなどたくさんの動物と直に触れ合うことができ、みんな自然と笑顔。
さらに移動し、伝統的な紅茶(ビリー・ティー)の入れ方のデモンストレーションとホースショーを見学。
空は雲ひとつない快晴。緑溢れる開放的な空間。そして、のんびりと過ごす動物達の姿。パラダイス・カントリーでのひと時は、日々の生活から離れ、心からリラックスできる時間だったように思います。
昼食後、サーファーズ・パラダイスに戻り、まず『インフィニティ』という迷路型アトラクションへ。街中のビルひとつまるまる迷路、って日本にはないですよね!? でも、このインフィニティ、敢えて足を運ぶほどでもないかなー・・・(笑)。スミマセン辛口で。異次元の世界を体感できるということで、確かに空中に浮いている感覚や、音と映像の特殊効果もすごいのですが、何だかよくわからないまま進んでいって気がつくと出口でした。一同特に感想なし・・・。
続いて、5階建てのお化け屋敷を探検するホラーアトラクション『ドラキュラズ・ホーンテッドハウス』へ。出発前に、同僚と「めっちゃ怖かったらどーしよー!!」と大騒ぎしていたのですが、これもスミマセン、拍子抜けです(笑)。5階建てのビル全部がお化け屋敷という心意気は素晴らしいですけどね。
以上、アトラクション体験でした。
最後に、Qデッキへ。Q1タワーという南半球で一番高いというビルの77階、78階にある展望台です。
昨日ビーチから撮ったQ1タワー |
わずか43秒の高速エレベータで到着した先には、目をみはる絶景が!ゴールドコースト のビーチから、昨日訪れた内陸のヒンターランドまで360度の大パノラマが広がっていました。
特にサンセットの時間帯がGOODとのこと。壮大な景色を眺めながら、併設されているカフェ&ラウンジバーでゆっくりと過ごす・・・これ、お勧めです。
ツアー終了後、一旦ホテルへ戻り、夜のオプショナルツアー集合時間まで少し時間があいたので、お土産を求めホテル近くにあるショッピングモールへ。しかし、さすがオーストラリア(!?)、5時にはほとんどのお店が店じまい・・・。
さて、最後のオプショナルツアーは、『土ボタル探検ツアー』。土ボタルは世界中でオーストラリアとニュージーランドにしか生息していないということで、このツアーには必ず参加したいと思っていました。
18時前にホテル出発。研修生だけでなく個人で参加されているお客様も多く、大型バスは満席。まず、レストランで夕食です。オージービーフのステーキか白身魚をチョイスしますが、このステーキ(特にTボーンステーキ)の大きさがハンパじゃない!出ました、オージーサイズ・・・。食後は40分程くねくねの山道を通るので、くれぐれも食べ過ぎないようにご注意下さい。
いよいよスプリングブルック国立公園へ向けて出発です。この国立公園は、景観の素晴らしさと土ボタルを含むユニークな生態系の成り立ちからユネスコの世界遺産に指定されているとのこと。車中では、ツアー中の注意事項などのオリエンテーションがあります。駐車場に到着し、バスを降りるとそこは真っ暗闇の世界。各自に懐中電灯が手渡されます。デジカメ撮影はできないので、写真はありませんが悪しからず。
10名程度のグループに分かれ、ガイドさんの先導のもと熱帯雨林を探検しながら土ボタルの生息するナチュラルブリッジの洞窟を目指します。(歩道は整備されていますが、歩きやすい靴での参加をお勧めします。)静寂の中、懐中電灯のあかりだけを頼りに歩くのはとてもエキサイティング!木々の間から時々顔を出す満天の星空がまた気分を盛り立ててくれます。
ガイドさんの「珍しい植物講座」に耳を傾けつつ歩いていると・・・歩道脇の岩肌に青白く輝くほのかな光が。これこそが"土ボタル"でした。
そもそも土ボタルってどんな姿形をしているか皆さんご存知でしょうか!? 私、ツアーに参加するまでは、ホタルっていうくらいだからお尻の光る昆虫だろうと思っていたのですが、GLOW WORMの名の通り、光るミミズ、なんです。成虫は蚊のような感じ。ちなみに卵、幼虫、さなぎ、成虫の4段階があり、卵以外の全ての段階で発光するとのこと。
さて、ようやく洞窟に到着。全員懐中電灯のあかりを消して、いちにのさんで目を開けると・・・そこはさながら天然のプラネタリウム☆ 壁も天井も一面青い光で包まれていました。
洞窟の中を流れ落ちる滝の音と土ボタルの幻想的な光。しばし言葉を忘れ、その不思議な空間を目に焼き付けたのでした。
メインイベントも終わり、出発地点まで別ルートで戻ると、またバスに乗り込み一路ゴールドコーストへ! 途中、空き地のような場所で一旦バスを降り、ガイドさんが星座の説明をしてくれました。南十字星をぜひ見たかったのですが、今晩は月明かりでよく見えず残念・・・。空いっぱいに瞬く星に手が届きそうで、オーストラリアにいるんだなぁと改めて実感。
ホテルに到着したのは23時前。今日も一日長かった!!明日はもう帰国です。
滞在中のレポートを書き、荷造りをしていると、あっという間に夜は更けていきました・・・。
2009年11月 2日
観光局のスタッフがお出迎えして下さり、バスに乗って、サーファーズ・パラダイスにある「ノースクリフ・サーフ・ライフセービング・クラブ」へ。空港からサーファーズ・パラダイスへは車で約30分。道路は広く、日本と同じ右ハンドル・左側車線だから異国にいるという感覚がしないけれど、それでも車窓から見えるヤシの木やさんさんと降り注ぐ太陽、海へと続いているのであろう白いジャリ道は南国情緒たっぷり。ところどころにそびえる高層建物はコンドミニアムやマンションとのこと。リタイアした人々が余生を送るにはなんて最高のロケーションだろう!そんなことを考えながら車窓の風景に目を奪われていると、いつの間にかサーファーズ・パダライスの中心付近にさしかかっていました。大勢の観光客でにぎわっています!
「ノースクリフ・サーフ・ライフセービング・クラブ」到着。建物の裏手はすぐビーチ。
朝食(さっき機内で食べたばかりなのに・・・)まで時間があるので、全員はだしになってビーチへ下りることに。どこまでも続く真っ白な砂浜!
青というか緑というか、この海の色を言葉で表すのは難しいけれど、とにかく「美しい」海!まさにゴールドコーストの代名詞と言える風景が目の前に広がっています。砂浜を踏みしめる感触も気持ちいい。
水温はまだそれほど高くないそうですが、泳いでいる人やサーフィンを楽しむ人、またここはセ-ビングクラブなので、訓練にいそしむマッチョな方々の姿もありました。うんうん、まさしく「リゾート」って感じ☆
記念撮影などを済ませた後、朝食のため2階レストランへ。海を見ながらカジュアルな食事を楽しめるレストランとして地元の方にも人気とのこと。朝食は、私たちの感覚からすると二人でシェアしてちょうどいいんじゃないかしら!?ってくらいのボリューム!う~ん、これぞオージーサイズ・・・。
朝食後は、各オプショナルツアーごとに分かれ、随時出発。研修期間中、今日の日中、明日の日中&夜と三つのオプショナルツアーに参加することになっていて、日本出発前にそれぞれ希望を挙げました。私が今日参加するのは、『サザン・クロス・4WDツアー』。4WD車でヒンターランドと呼ばれる山間部へ行き、熱帯雨林を散策するという内容。ゴールドコーストへ来て山!?と思われるかもしれませんが、実は、海も山も楽しめるリゾート地なのであります!
大小の4WD車に分かれ、いよいよヒンターランドへ!!
車内からみるサーファーズ・パラダイスの街並み |
サーファーズ・パラダイスからは約1時間の道のり。長旅の疲れから道中ウトウトしてしまい、目を覚ますと・・・ん!?車が45度に傾いている!!
ジェットコースター並みの斜面をものともせず、車はどんどん山を登っていきます。サービス精神旺盛なドライバーガイドさんの運転はスリル満点で、車内は大盛り上がり♪周りはユーカリの原生林で、運がよければ野生のコアラにも出会えるんだって。でも、近年山火事などが原因で野生のコアラは減少しているそう・・・(涙)。
途中、車を降りて記念撮影。
遠くにサーファーズ・パラダイスの高層ビル群と青い海が見える。
林の中は静寂に包まれていて、時折聞こえる鳥の声が心地よく・・・あ~癒されるわー。
おちゃめなドライバーガイドさん |
またしばらく山道を進むと、急に視界がひらけて民家が現れました。あの山道が生活道路!?と思っていたら、ちゃんと舗装された道路があって安心・・・。道路脇や民家の庭に植えられている紫の花をつけた木がとてもキレイ。日本でいう桜のようなものだそうです。
グラウンドのようなひらけた場所で車を降り、何をするかと思えば、ブーメランの練習!先住民族アボリジニの人たちは、ブーメランで獲物を仕留めていたそう(コアラとか・・・泣)。当然、私たちが投げてもブーメランは一向に戻ってこないけれど、大の大人が一心不乱にブーメランを投げる光景はなかなか面白かったな(笑)。
また車に乗り込み、しばらく進むと、両側にお土産屋さんやレストランが立ち並ぶにぎやかな通りに出ました。軽井沢のような雰囲気のこの町は「MOUNT TAMBORINE」。昼食前に、今度はムチ鳴らし体験です。
カウボーイは、ムチで直接牛や羊を打つのではなく、ムチをしならせて大きな音を出し、びっくりさせて移動させるそうです。ガイドさんが、パァンパァンとよい音を響かせるなか、私達はと言えばスカッスカッ・・・。
まぁ、カウボーイ気分を味わえたからよしとしよう・・・かな。
昼食は、ミートパイとスコーン、搾りたての牛乳を入れたコーヒー。
ミートパイはオーストラリアを代表するB級グルメ、とは弊社スタッフKさん談。オージービーフたっぷりのシチューが入ったパイは見かけ以上に重く、二度目の「さすがオージーサイズ・・・」に一同少々げんなり。
昼食後、近隣で造られたというワインをテイスティングし、また車に乗ってレインフォレストへ。ここでミニ知識。レインフォレスト=熱帯雨林とは、上を見上げた時生い茂った木々で空が見えない森のことを言うそうです。列をなしてうっそうとした森の中を進みます。
樹齢100年とか300年とか、そんな木々を目の当たりにすると、自分はなんてちっぽけなんだ、と思わずにはいられません。マイナスイオンをいっぱい浴びて、とても清々しい気分になりました。
さて、これでツアーは終了です。ゴールドコーストの各ホテルへ向けて出発。途中、ガイドさんが案内してくれた写真撮影スポットは、小高い丘の上からヒンターランドの全景が見渡せる場所。と言っても、どこが果てだかわからない・・・。オーストラリアの雄大さを目の当たりにし、ずっとずっと眺めていたい気持ちになりました。
17時前にホテルに到着し、大急ぎで準備して、ワーナーブラザーズ・ムービーワールドで行われるウェルカム・ファンクションへ。
エルビス・プレスリーもどきの人とキレイなお姉さん |
関係者の方々のスピーチとアトラクション体験(室内ジェットコースター)の後、バイキング形式の夕食をおいしくいただき、ホテルへ戻ったのは22時過ぎ。
早朝から動き回って疲れもピークだし、明日に備えて早く寝ないといけないのですが・・・。私が宿泊するホテル『CONRAD JUPITERSコンラッド・ジュピターズ』には24時間営業のカジノがあるんです。話のネタに行かなあかんでしょ、ということになり、研修仲間と共にカジノへ!だがしかし、ここはやはり大人の社交場。庶民&お子ちゃまの私達は、スロットをするので精いっぱいでした(笑)。
ちなみにこちらが宿泊した部屋。
さすが5ツ星ホテルは、アメニティも充実していて、寝心地ばつぐんのベッドであっという間に夢の中へ・・・。こうして長~い一日が終わりました。
2009年11月 1日