海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

3日目

シリアのハイライト・パルミラ遺跡へ。昨日はとっても風が強かったのですが、きょうは文句なしの晴天!!土壌が赤土なのか、遺跡はローズ色。湿気も少ないシーズンなので空の青も深く、そのコントラストがとても綺麗でした。
パルミラ遺跡は、見上げるほどのベル神殿・25mプール並みのお風呂から、ほぼ完全な状態で残った円形劇場まで想像を超えるスケール。朝イチだったからか、他の観光客もおらずゆっくり観光できました。円形劇場で歌うことだってできちゃいます(笑)!!

▲円形劇場にて・本当に私たちの独壇場でした
  ▲コントラストが綺麗なパルミラ遺跡

午後はクラシック・デュ・シュバリエを観光。田園地帯を抜けて登った丘に突然現れる城塞は圧巻。建てられた時代背景からすれば殺伐としたものなのでしょうが、私にはとても長閑で美しいものに映りました。
...ただ、朝の雲一つない晴天と違って、もの凄い暴風。上まで登りましたが、飛ばされるかと思いました。どうやらこの辺は午後になると常に暴風らしく、向かう道路脇の防風林も完全に傾いていました。

▲クラシック・デュ・シュバリエ・城塞から見る田園風景もとても綺麗です
▲完全に傾いた防風林・冗談抜きで風が吹いてなくてもこの角度で立ってます

2日目

無事、シリア空港に到着。
・・・が、ものすごい異国感。男性は白、女性は黒のイスラム教の衣装を着ていて、普通の洋服を着ている私たちは明らかに浮いている・・・ものすごく不安。
でも、迎えに来てくれたガイドさんは、私たちと同じ洋服でした!!一安心。
私たちがボーっとしている間に、ビザレター・パスポート・パスポートのコピーを持ったガイドさんが、ビザの手配をしてくれ、特に入国審査を受けることもなく、VIPゲートから入国。頼もしい!!

ドライバーさんの運転する車でダマスカス市内へ。
スークを抜けて世界最古のモスク「ウマイヤド・モスク」へ向かいます。スークの中には目移りするほどお店が沢山!!...私たちが狙っているアクセサリーや皮バックのお店もあって、なかなか足が進みません...。
途中、ガイドさんがお勧めのアイスクリーム屋さんで、シリアのアイスをご馳走してくれました。何でもシリアアイスの発祥のお店だとか。ベースのアイスはイタリアンジェラートのような舌触りで、味はさっぱりでバニラとミルクの間のような感じ。トッピングのピスタチオの香ばしさを邪魔しない感じで美味しい!!...私は後からスーパーでピスタチオだけをお土産に買って帰り、日本でも楽しみました。

▲シリア最大のスーク・すごい人でした ▲アイスクリーム屋さん・コーンタイプを食べたけど、かなりのボリュームです

...で、やっと目的のウマイヤド・モスクに到着。さすが、シリアは敬虔なイスラム教徒がほとんどのためか、旅行者の私たちも女性用ベール風のマントを着用。う~ん...言葉悪いけどネズミ男みたいでした。
ただ、モスクの中は観光地なので、写真撮影などはOK。日本人は珍しいのか、何故か私たちが写真を撮られてしまいました(笑)。

▲モスクの外・土足厳禁なので裸足です ▲モスクの中・ステンドグラスと
シャンデリアがとても綺麗です

観光・お昼ごはんの後、パルミラ遺跡に向けて移動...ん?ショッピングは?
スケジュールもあるので行きは遠慮していて、帰りに時間をとってもらえるのかと思っていたのですが、何となく急ぎ足で...。後から自分たちでもっと主張すればよかったのだと気付きましたが、その時は分からず遠慮してしまっていました。ガイドさんは察してくれたのか、パルミラ近くの小さなスークに寄ってくれ、そこで念願のアクセサリーと皮バックを無事Get!!デザインもさることながら、格安だったので日本に帰ってきてからも自慢の品です。

ちなみに...ドライブ中のおつまみは生アーモンド。...「生」です。
屋台で(たぶんすごく安い。キロ単位で売ってる)塩をまぶしてくれるので、それをそのまま食べるのですが、青臭い感じ...が、食べたことある。結局今でも何の味かわからず。不味くはないけど、ビニール袋1袋も食べるのは無理!!...日本で言う柿ピーみたいな存在なんでしょうね...あちらの方はかなり好きみたい。

▲左端の緑色のがアーモンド・ちなみに右端はガイドさん

1日目

愛知県在住の私たち。以前は中部国際空港にもエミレーツは就航していたのですが、数年前に撤退・・・。でも、名古屋駅-関空間をエミレーツのシャトルバスが結んでくれています!!旅費も浮くし、面倒な電車の乗り継ぎもないし、随分助かりました。
チェックインではちょっとしたトラブル発生!?シリア入国にビザが必要なのですが、南海旅行さんではビザレターを用意してもらって、現地で取得する手配。私たちは余計な手数料を払わなくて済むのでよかったのですが、チャックインを担当したJALのスタッフさんは初めての経験だったようで・・・。まあ、でも多少時間はかかったものの、無事にチェックイン完了。

4月の中旬という、日本では中途半端な時期の旅行だったので、飛行機はガラガラ・・・。リクライニングもガッツリ倒して就寝・・・。
もともとどこでも眠れる私たちなので、そうでなくても問題なかったかもしれませんが・・・(笑)。

▲乗り継ぎをしたドバイ国際空港・朝日が綺麗でした