海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

3日目

今朝は06:00起床。窓の外はまだ暗い。07:30頃になると明るくなってきました。

昨日は雨だったけれど、今日はとても天気が良い。外に出たらひんやりしていて、10℃くらいかな・・・。
天気は、朝晩は寒く、昼間は暖かくなり25℃くらいでした。

08:30にホテルを出発!今日はブカレストからブラショフへの移動の日です。
途中、『シナイア』、『ペレシュ城』、『ブラン城』に立ち寄ります♪

ブカレストからシナイアまで専用車で向かいます。途中、のどかな田園風景が広がります。

約2時間後、シナイア到着。
シナイアは、かつてブカレストの王侯貴族たちの別荘地として繁栄した町で「カルパチアの真珠」の愛称を持っています。

この町の名前の由来にもなったルーマニア正教の教会『シナイア僧院』へ。
この日は土曜日ということもあってミサが行われていました。


▲19世紀に建てられた教会

▲17世紀に建てられた教会

▲新しい教会の入り口にあるフレスコ画

▲古い教会の入り口すぐの天井

入場料は4RON。入り口の門を入ってすぐにあるのが新しい教会で、その後ろに古い教会があります。
どちらの教会も見応えがあるのでお見逃しなく。


次にシナイア僧院から北へ約500メートルの距離にある『ペレシュ城』へ。
こちらは、19世紀にカロル1世がルーマニアの夏の離宮として建てた宮殿とあって華やかな雰囲気♪観光客で賑わっています。
宮殿内の部屋数は160はあると言われていて、各部屋にはカロル1世が集めた絵画、彫刻などの美術品、宝飾品が飾られています♪

▲ペレシュ城 ▲とても豪華な内装! ▲馬と騎士。かっこいい!
******** ひとくちメモ ********
入場料は20RON。カメラ持ち込み料が別途32RON必要です。
観光地でカメラ持ち込み料を支払ったのは初めてでしたが、カメラ撮影をする価値がある豪華な内装でした!
ちなみに旧共産圏はカメラ持込代を取るところが多いみたいですね。

ベレシュ城観光後は、レストランでランチです♪

写真中央の料理はルーマニア風のケバブみたいな「ミティティ」とチーズをフライにしたルーマニアの家庭料理「カシュカバル・パネ」です。
ミティティはハンバーグみたい♪チーズのフライもカリッとしていて中はもちっとしていて美味しかった。

ランチの後は、"吸血鬼ドラキュラ"の居城のモデルとなった『ブラン城』へ。
ブラショフから南西約30kmのブチェジ山麓にあるブラン村の山上に建つ、典型的な城砦です。

▲周辺に立ち並ぶお土産屋さん ▲入り口ゲート

▲ドラキュラに見える!?
▲ブラン城の入り口 ▲狭い通路。迷路のよう!

▲室内
▲中庭が見える通路から

こちらのお城も入場料20RONとは別にカメラ持ち込み料が20RON必要です。
そして、少し驚いたのが、"鬱蒼とした森の中にひっそりとたたずむお城"をイメージしていたのですが、意外と周りにはお土産屋さんが立ち並びゲートがあってちょっとしたテーマパークのようになっていました。
帰国後知ったことですが、2009年に運営者が変わってアミューズメントパークをめざしているみたいですね♪

同じお城でも午前中に観光したペレシュ城とは全く違った質素で迷路みたいなお城。
2つのお城の違いが実に面白かったです。ぜひ同じ日に2つのお城観光をして見比べしてみてください♪

ブラン城観光後は、専用車でブラショフへ向かいます。


ブラショフは中世の町並みを残す美しい古都。山に囲まれていてとても素敵なところです。
到着後、町を散策。今日は土曜日なのでイベントをしています。


▲観光客やイベントでにぎわっている

▲ピエロさんがパフォーマンスしています♪
▲ブラショフの見どころ『黒の教会』

今日は景色が綺麗に見えるレストランでディナー♪

▲スープ ▲メイン ▲デザート

今日も1日充実した観光でした。ホテルに向かいます。


ホテルはブラショフで一番の高級ホテルの「ARO-PALACE」外観は古いですが、館内や客室ともに充実しています。

▲室内 ▲バスルーム

明日に備えて就寝。おやすみなさい・・・。

2日目

午後、無事ルーマニアのブカレストへ到着。ブカレストはあいにくの雨でした。
ちょっとひんやり。昼間ですが気温は20℃を下回っていたと思います。

ブカレスト空港はこじんまりしていてまず迷うことはないでしょう。
搭乗口を降りて、そのまま進んで行けば入国審査、荷物受け取りエリアにたどり着きます。

▲入国審査所に向かいます ▲写真左端にあるのが両替所 ▲荷物受取エリア

空港出口は2階になります。荷物受け取りエリアに両替所があったので両替をしました。

******** ひとくちメモ ********

■お金について

ルーマニアの通貨はレイです。
現金 :ユーロやドルはお店によって使えますが、レウLeu(複数はレイLei)で支払うより高かったです。
カード:ホテル、デパート、薬局、一部スーパー、レストランで使えますが、小さいお土産屋さんでは使えないです。

■両替について

①両替所
・「EXCHANGE」と書かれた看板のある両替所で可能です。町でけっこうみかけました。
手数料0%の両替所を選んで両替してください。←看板が出ているのですぐに分かります。

・空港に両替所がありますが、レートが良くないです。町での両替をおすすめします。
どうしても両替したい場合は、すぐに使う金額のみ両替しましょう。

・日本から持っていく通貨はユーロがおすすめです。
日本円を取り扱っている両替所が少なく日本円からの両替レートはかなり悪いです。

②ATM
大きな都市ではATMがけっこうあります。(英語表記)

到着後、早速ブカレスト市内の観光視察です。

ブカレストはルーマニアの首都でバルカンの小パリの名もある街です。
まずは、『革命広場』へ。1989年の民主革命の舞台となった場所で、周りには大学図書館、旧共産党本部、アテネ音楽堂などがあります。

▲大学図書館部 ▲旧共産党本 ▲アテネ音楽堂

そして次に『国民の館』に向かいました。
故チャウシェスク大統領が、日本円にして約1500億円を投じて造らせたという巨大な宮殿です。
世界中の建物の中ではアメリカのペンタゴンに次ぐ規模だそうです。

ガイドさんと一緒にグループツアーで見学します。スタンダードツアー(所要1時間)は25RONです。
見学にはパスポートが必要です。入館の際にX線による荷物検査があります。

▲国民の館 ▲ガイドツアーに参加します ▲コンサートホール

▲会議場<


▲壮麗な装飾

まさに贅の限りが尽くされています。現在は各政党のオフィスが入居するほか、国際会議やコンサートにも使われています。

その後、大主教教会へ。ブカレストの中心部、統一広場近くの小高い丘にあるギリシア正教の教会です。
1655年にワラキア公ラドゥ・レオンの館の中に建てられました。フレスコ画が見事です。

▲大主教教会 ▲フレスコ画は必見

観光後、レストランでディナーです♪

▲前菜 ▲ロールキャベル ▲デザート

今日の宿泊はNOVOTEL BUCAREST CENTRE です。
町の中心にあり、ヴィクトリア通りに面したホテルです。お部屋もモダンで綺麗で快適です。

▲室内 ▲バスルーム

ブカレストでは革命の歴史を生々しく感じました。
明日からの観光視察も楽しみです!

******** ひとくちメモ ********

■治安について
他のヨーロッパと同じように都市部ではスリなどに注意する必要があります。
また、ガイドブックなどにも載っていますが、ブカレストではたまに「偽警官」に出会うことがあります。
その際は、素直にパスポートやお金を出さないで、「携帯してない」などと言ったり、或いは無視したりする対応をお薦めします。
※本当の警官は人に声をかけることはないので、声をかけられた場合は、偽警官の場合が多いです。
ブカレスト以外には、偽警官はいないとの情報ですが、充分な注意が必要です。

野犬が多いです。(共産主義時代の名残だそうです・・・)
どの町にもいます。フレンドリーな野犬が多いそうですが、くれぐれも注意が必要です。

ルーマニアはジプシーが多いという情報がありますが、革命後、EUに入ってから他国に出て行ったため減ったとのことです。
町で子供連れの女性のジプシーを見かけました。近づいてきた際に荷物をすられる危険があるので充分気を付ける必要があります。

■ベストシーズン
5-6月がベストシーズンです。
7月になると暑くなります。秋は雨が多くなります。

1日目

関空22:10集合。カタール航空は、深夜便なので仕事帰りに出発することができてとても便利です。

今回はカタール航空さん主催のFAMツアーに同業他社の方々と8名での参加です。
その後、8日間の道中みなさまと現地の方々にとてもお世話になりました。

飛行機はほぼ定刻通りに出発です。

▲ビジネスクラス座席 ▲アメニティ

往路はビジネスクラスに搭乗させていただきました。
ビジネスクラスの軽い夕食。メインはメニューの中から好きなものを好きなだけ選べます。私はロメインレタスと帆立グリルのサラダをチョイスしました。その他お寿司の盛り合わせなどもあります。

▲軽い夕食 ▲デザート ▲寿司の盛り合わせ

ビジネスクラスの朝食は和食か洋食で私は和食をチョイスしました。

▲朝食 ▲デザート

ビジネスクラスの座席はフルフラットです。疲れを感じず快適な空の旅を楽しむことができました。
機内のエンターテイメントも豊富であっという間にドーハに到着しました。

ドーハ空港到着後、バスでターミナルへ移動です。

今回はドーハでの乗り継ぎ時間を利用して、ファーストクラスとビジネスクラスのお客様専用のプレミアムターミナルの視察をしました。
ダイニングやバーカウンターがあるゆったりとした空間で乗り継ぎの時間を過ごすことができます。
ファーストクラスのラウンジにはスパや仮眠室もあります。


▲ゆったりとしたラウンジ

▲シャワールーム

▲ファーストクラスのスパ

エコノミークラスのターミナルには、ゴールド、シルバー会員のお客様が利用できるラウンジや有料で利用できるラウンジがあります。
乗り継ぎ時間が長い場合はぜひご利用ください!