海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

8日目

前日の午後に死海を出て、再びドバイを経て日本に無事到着。長旅もの疲れも忘れるほど大満足の旅でした。
食事についてはあまり触れませんでしたが、お肉もスパイスが効いていて美味しい。赤身のお肉が多いので苦手な方もいるかもしれませんが、私たちは脂っぽくないので大歓迎。前菜はこれでもかという量出てきますが、夏野菜が多く、これまた大好きでした。

▲ヨルダンの食事・前菜はピタパンのようなパン・ボブスに挟んで・メインは鶏や羊のお肉

ガイドさんも親切でした。私たちのいい加減な英語を理解してくれ、わかりやすいように話してくれ、とても助かりました。

▲ヨルダンのガイドさんと・ガイドさんも自分のカメラで私たちをたくさん撮ってくれました ▲ヨルダンのガイドさんと
話し好きでドライブ中もずっとおしゃべり

一つ、いまだにチップだけはわからず。相場がイマイチわからなかったのですが、シリアのガイドさんには1日の相場を教えられ、毎日払っていました。ヨルダンのガイドさんにも同じように渡そうとしたところ、「明日も明後日も会うんだから、全部が終わってからでいい」と言われました。最後空港で渡した時も「日本ではチップの習慣がないから相場がわからない。私たちはとても感謝しているから、相場と違ったら言ってほしい」と言って(言ったつもり)渡したら「これは気持だからいくらでもいいんだ」と言われました。

日本では習慣がないからわかることはないかもしれませんが、結局「人」によっても違いそうです。感謝は言葉や態度で示して、いい関係を築けたらいいのだと思います。

7日目

出発まで死海でのんびり。
前日の夜にエステを体験。セラピストさんの人数に限りがあるので、ホテルに着いてすぐ予約して、出発までのタイムスケジュールを組むのがお勧め。私たちは夜にエステ、翌朝早くに死海浮遊を体験し、お風呂に入ってからチェックアウトし、出発まで写真を撮ったりして過ごしました。

死海は朝早かったので少しひんやり。満を持して入っていくと...浮きます!!足が着かないところまで進むと、自然に足が浮いてくる感じ。基本的にはV字の姿勢が一番安定。進む時はその姿勢のまま腕で漕ぐ感じ...クリオネみたい(笑)。
他の観光客の方が雑誌を持って入っているのを発見!!...そう、あのお決まりのポーズで写真撮影です。図々しく声をかけて雑誌を貸してもらい、私たちも読書ポーズで撮影。大満足です!!
砂浜にはミネラルたっぷりの泥も置いてあるので、泥パックもできます。

▲死海に浮かぶ人と泥パック(?!)する人・もちろん許可もらって撮影しました

ちなみに、死海は生物が生存できないだけあって、変な虫や海藻がない。当然プランクトンもいないので水も透き通ってとても綺麗(当たり前ですが、見た目だけ。飲めません!!)。海が苦手な方にもお勧めです。
ちょっと入るだけで飽きるかと思っていたのですが、全く飽きず...。時間さえ許せばもっと遊んでいたかった。ホテルはプールもあってリゾートにはぴったり!!是非、死海では2泊してほしいです。

▲ホテルのプライベートビーチ・南国リゾートに間違えるほど
▲ホテルの庭に展示してあった死海の岩塩

6日目

この旅最大のハイライト・ペトラ遺跡を観光。
この日も文句なしの晴天で、昨晩のキャンドル・ナイトとは全く違う雰囲気。現地のガイドさんに連れられ、シークを進みます。
ご存知の通り、ペトラ遺跡の絶景ポイントの一つはやっとの思いで抜けたシークの隙間から見えるエル・ハズネ。私たちのガイドさん、エル・ハズネ手前で私たちに「下を向いて。僕がいいというまで顔は上げないで」と言って、その絶景ポイントまで連れていってくれました。

そして顔をあげると光を遮られたシークの向こうに太陽に照らされて、バラ色に輝くエル・ハズネ。岸壁を削って作ったとは思えない繊細な神殿は、シークの影に突如現れた蜃気楼のよう。本当に感動の一瞬です。

▲シークに突如現れるエル・ハズネ・太陽の向きで色が変わります

その後、時間のある限りペトラ遺跡を観光。アラブ風に着飾ったラクダや馬やロバもかわいい。乗るのも楽しそうですが、シャッターチャンスが限られてしまうので、徒歩で観光しました。

▲エル・ハズネ前のラクダ・みんなオシャレです ▲海抜ゼロSEA LEVELを示す石碑・ここまで来ると気温も湿気も高め

午後は死海に向けて出発。
ちょうどパリ・ダカールのカーレースと遭遇。死海近くでもの凄いスピードで疾走しているのを見かけました。

5日目

アムラ城とアンマン市内を観光。 アムラ城は8世紀のウマイヤ朝の離宮らしいですが、中の壁画は綺麗に残っていました。

▲アムラ城の壁画・一部修復中でした

アンマン市内のアンマン城跡からはヨルダン市内が一望できます。ここで、この旅初の日本人観光客に遭遇!!ちょっと感動してしまいました(笑)。

▲アンマン城から見るアンマン市内・円形劇場の大きさがよくわかります

その後、アンマン城から見えたローマ劇場へ。ヨルダンの学生さんが大勢校外学習(?)に来ていました。ここでも日本人が珍しいのか「一緒に写真を撮って」と話しかけてくれました。もちろんイスラム教の子なので、写真には映ってはいけない子も。そういう子たちは自然に映らない場所に移動してくれます。地元の子たちと触れ合えた、いい思い出。

▲円形劇場で会ったヨルダンの女の子・人懐っこくて笑顔がとてもかわいい

午後からこの旅最大の目的のペトラ遺跡へ向けて出発。夜はペトラキャンドルナイトに参加しました。シークの脚元はキャンドルで照らされ、頭上の隙間は月灯りで照らされ、とても幻想的な雰囲気。エル・ハズネの前にも無数のキャンドルが置かれ、その中ではカフィーヤ(アラブの男性が頭にかぶる布)を纏ったベドウィン(アラブ系遊牧民族)が民族楽器を演奏してくれます。その音色は雅楽のようで、シルクロードを感じました(笑)。

▲ペトラキャンドルナイト・エル・ハズネの前にて

4日目

きょうは国境越え。ダマスカスからヨルダンの首都アンマンへ。
途中、ボスラの円形劇場に立ち寄り。こちらもパルミラ遺跡同様の世界最高水準の保存状態。
ただ、こちらは石の色が異なり黒っぽい遺跡。天気もパルミラの晴天とは異なる小雨がパラつく曇天。黒っぽい石が雨に濡れてさらに深みを増し、かなり重厚な佇まいでした。

▲ボスラの円形劇場・雨のせいでかなり寒く写真撮影もはかどらず...

ボスラを後にしていざアンマンへ。
国境での出入国はすべてガイドさんにお任せして、最後の入国手続きのみ自分たちで。
無事シリア出国・ヨルダン入国です。