2012年12月 8日
今朝は町の中心で朝市が出るとのことなので、少し早起きして本場のマルシェの雰囲気を体験してきました。
新鮮なお野菜やチーズ、ハム、お魚などのテントが並び、どれも美味しそう!食べ物以外にも服やカバンが売っていたり、この時期ならではのクリスマスツリー(モミの木?)やお花なども売られていて、見ているだけでも充分楽しめました。
朝市の後は、2つのお城めぐりにでかけます。
1つ目のブリサック城はフランスで最も高いお城で、ロワールの巨人とも言われています。
現在も第13代ブリサック公が住んでいますが、5月~9月は1日1組限定でお城に宿泊することも可能です。お値段は1部屋あたり1泊朝食付きで390ユーロ(約44,850円)。
お手軽に(?)城主気分を味わってみてはいかがでしょうか?
2つ目のヴォルト城には広いブドウ畑や菜園があり、ワイナリーも併設されています。
ここではフランス流の生活術が大切にされていて、訪れる人はワインや食事を頂きながらそのノウハウをじっくり学ぶことができます。
こちらで作っているワインを頂きましたが、なんとも上品な味でした。
フランス最後のランチは、地元の方に愛されていそうな可愛いレストランで。
今回はお店のスペシャルメニューが用意されているとのことでワクワクしながら待っていると・・・
可愛い真っ赤なお鍋が運ばれてきました!なんとstaubのお鍋♪
フランスなんだから当たり前なのかもしれませんが・・・なんだか嬉しくてテンションがあがりました。
staubのお鍋を買って帰りたくなる美味しさでした。
お腹も満たされたところで市内へ戻り、今度はアンジェのスイーツめぐりです。
まずは地元で人気のパティスリーLaurant Petit(ローラン・プティ)へ。
お店からはみ出るほどたくさんのお客さんがマカロンやタルト、ギモーヴチョコレートを買いにきていました。
お次はLa Petite Marquise(ラ・プティット・マルキーズ)へ。
こちらではQuernons d'Ardoise(ケルノン・ダルドワーズ)というアーモンドとヘーゼルナッツでできた正方形のヌガーを青色のチョコレートでコーティングしたアンジェの伝統菓子を買うことが出来ます。
見た目も食感も独特で、チョコレート好きな方にピッタリのお土産です。
フランス研修旅行の締めくくりはやっぱりワインで♪
観光案内所のお隣にあるロワールワイン会館で、シュナン・ブランというブドウで作る甘口ワインをいただきました。
甘いけれど飲んだあとはさっぱりしていて、女性に好まれそうな飲みやすいワインでした。
名残惜しい気もしますが、アンジェを後にし、列車で空港へと向かいます。
TGV5288 アンジェ18:34発 パリ・CDG空港21:11着 【所要時間約2時間40分】
空港でチェックインを済ませて、免税の手続きがある場合はPABLO又は免税窓口へ。
免税の書類にPABLOのマークがあれば、窓口で並ぶ必要ナシ!
パリのプランタンやギャラリー・ラファイエットなど、大きなデパートではこのPABLOを導入しているようですが、ひとつでもPABLOのマークがない書類があれば窓口での手続きとなります。
TAX REFUNDの窓口には長蛇の列ができていることも珍しくないので、時間に余裕を持って空港へ行かれることをおすすめします。
2~3日前に降った雪の影響で少し飛行機は遅れましたが、無事フランスを出発。
AF278 パリ23:20発 成田19:15+1着 【所要時間約12時間】
翌日の夜、成田空港に到着し、長いようで短かったフランス研修旅行も終了です。
フランス&ベルギー特集
フランスや、ベルギーへの旅行ならおまかせください!本場のチョコレートが作れる体験ツアーもご用意!ラデュレやゴディバなどのスイーツを心ゆくまで味わえるオリジナリティ豊かなツアー満載!2012年12月 7日
今日は2つのリキュール工場見学へ。
また朝からアルコール注入です(笑)
日本にはまだ未入荷のようですが、ヨーロッパでは有名な『GIFFADO(ジファール)』というリキュールメーカーへ。
見学コースは約1時間半。完全予約制で、見学終了後にはリキュールの試飲も可能です。
GIFFADOのリキュールはハーブやフルーツをカーブに入れて、アルコール漬けにし、砂糖を加えて作られますが、その甘い口当たりに反して、アルコール度数は低いもので15度、高いものになると40度ほどなので飲みすぎには注意が必要です。。。
昔薬局だったGIFFADOはミントに癒し効果があることを発見し、まずは薬として販売を始めました。
後に食後の消化を助けるためなどに用いるリキュール・MENTHE PASTILLE(マント パスティーユ)の生産をはじめます。
現在では年間400万本生産し、全130種類のリキュールを55~60ヶ国に輸出中です。
お次は、世界的に有名な『Carre Cointreau(カレ・コアントロー)』へ。
見学コースは、まず10分ほどビデオでコアントローについて学び、その後工場や展示を1時間ちょっとかけて見学し、最後に約30分の試飲タイムが含まれる、合計2時間のビジットです。
コアントローの工場はこのアンジェにある工場のみで、世界中に輸出されているコアントローはすべてここで造られたものです。年間400万本生産されるこのコアントローの主な原材料は2種類のオレンジの皮で、年間約150トンのオレンジを消費するそうです。
見学後はお決まりの試飲タイム!
施設内にBARが設置されていて、プロのバーテンダーさんがコアントローを使ったカクテルをふるまってくれます。今回は「コアントロー・フィズ」を作っていただきました。
スッキリとしていて飲みやすく、でもアルコールは高そうでした。BARの隣にはお土産ショップもあり、ばらまき土産に便利なミニ・コアントローなども売っていました。
午前中にアルコール度数の高いリキュールを頂いたので若干ほろ酔い気分ではありますが、
午後はジャン・リュルサ・タペストリー博物館見学へ。
1957年にジャン・リュルサが制作した10枚の連作タペストリー『世界の讃歌』が収められています。
昨日見たアンジェ城のタペストリーの影響を受け、世の中が終わり、再生されていく様子が描かれたタペストリーですが、雰囲気はアンジェ城のものとはがらりと変わって、モダンで独創的なタペストリーです。写真の撮影が禁止されていたため、残念ながら言葉でしかお伝えできませんが、アンジェの2つのタペストリーを見比べてみるのもなかなか興味深いものでした。
今夜はフランス研修旅行、最後の夜!
ということで、ディナーはフランスっぽいお料理をオーダーしてみました。
前菜にエスカルゴ、メインにアンジェ名物のポークステーキ、デザートはマカロンのアソートです。
この他に、気になっていたタルタルと呼ばれる生の牛肉を細かく切って、ハーブやスパイス、玉ねぎなどを混ぜ合わせた料理やフランスデザートの定番、クレーム・ブリュレなどもいただき、フランス最後の夜はふけてゆきました。
2012年12月 6日
今日はナントの町から車で約30分の郊外にあるワイナリー《Chateau du Coing》へ。
ワインが出来るまでの行程を見学です。
通常の見学コースは大体1時間半ほどで、その後にワインテイスティングをお楽しみいただけます。
個人のお客様にも楽しんでいただけるように、市内からの送迎付ワイナリー見学プランもございます。
ベストシーズンは4月から10月です。
もうひとつのワイナリーへ行く道中にこんなに可愛い町に立ち寄りました。
クリソン(clisson)と呼ばれるこの町はイタリアのトスカーナ地方の建築スタイルが取り入れられていて、なんだか違う国に来てしまったような錯覚すら覚えるほど、他の町とは雰囲気が違いました。
2軒目のワイナリー《Domaine de la Grange》に到着です!
こちらではMUSCADETを中心にカベルネ、シャルドネ、ロゼなども作っています。
こちらのワイナリーではブドウの栽培から、ワインの製造、ボトリング、販売まですべて行っていました。
もちろん見学後に試飲したワインは購入可能です。スーパーやワインショップで買うより安く手に入るのでワイン好きにはたまりません!
ワイン以外にもデキャンタやグラス、コルク抜きなどのワイングッズも充実していました。
私も思わずテイスティングでも使用した『MUSCADET』のロゴの入ったワイングラスを購入してしまいましたが・・・ワインもそうですが、日本のように丁寧に梱包はしてくれず、ワイングラスでさえも裸のままお持ち帰りすることに。
日本に持って帰るのもかなり大変だったので割れ物のご購入は計画的に。。。
最後にお楽しみのテイスティングTIME♪
同じMUSCADETでもブドウの種類などによって全然違うテイストでした。写真のお菓子はこの地域の伝統的なクッキーで、サクサクしていてワインにもよく合いました。
ワインを堪能した後は列車でアンジェへと向かいます。
TGV5480 ナント14:33発 アンジェ15:11着 【所要時間約40分】
着後、まずはアンジェ城見学へ。
全長660mにおよぶ重厚な城壁に囲まれたこのお城の内部には現存する最古のタペストリーといわれる『黙示録のタペストリー』が展示されています。
戦争被害や略奪、飢饉などが写実的に描かれていて、一部劣化も見られますが、その大きさは圧巻です。
そろそろお腹もすいてきたので、今夜のレストランへと向かいます。
町の中心にあるパリ風のブラッスリーでのディナー。
窓からはクリスマスマーケットの様子がうかがえました。
この時期ならではで、なかなかの賑わいです。
2012年12月 5日
午前はエスチュール・ナント・サン・ナゼールというロワール川沿いに展示されている現代アートを楽しむ旅へ。自然と融合した独特なオブジェの数々を見学しました。 ヘビのオブジェや、なかには日本人アーティストが手がけた作品もありました。
その後、ナント観光局長さんに案内され、ランチへ。
本日のメニューは子羊の煮込みとピスタチオのティラミス。
このレストランは前日ランチを頂いたシガールの姉妹店だそうです。
次の目的地へ移動中、マンガフェスが開催されていたのでちょっとお邪魔してきました。
フランスは特に日本のアニメが人気のようでフランス人も日本人もたくさんいて、活気にあふれていました。
いよいよ、ナントで1番楽しみにしていたマシーン・ド・イルへ。
旧造船所跡に建てられた機械仕掛けのアトラクションが展示される夢の工房です。
自然の虫や植物をモチーフとしたアトラクションを作成し、今は菩提樹にシダ植物が生えている遊歩道を2005年から考案中です。
マシーン・ド・イルの象徴でもある機械仕掛けの象に乗って市内を見学できるのですが、今回は時間がなくて断念。
代わりに海底に生息する動物や植物をモチーフにしたアトラクションに乗せてもらいました。
大人も子供も楽しめる、とっても興味深いスポットでした。
実は今日のホテルも楽しみで・・・なんと2012年の11月にオープンしたばかり!
1851年に建てられた裁判所を再利用した、今ナントで話題のラディソン・ブルー・ホテルです。
ホテルのロビーやレストランには内部を一目見ようと地元方がたくさん訪れていました。
一泊だけでは物足りないくらい素敵で、ナントでご宿泊の際は1番におすすめするホテルです♪
2012年12月 4日
今日はポワティエからナントへバス移動です。
朝8時に出発し、途中で15分ほど休憩しながら3時間弱でナントへ到着。
ポワティエより大きな町ですが、ほとんどの観光スポットへは歩いて移動が可能です。
今日のランチはシガール=蝉という名前の有名老舗レストランで、内装はアールヌーボー調で独創的です。お料理も美味しく、この旅初の2コースだったため、量的にもちょうどよかったです。
午後からはガイドさんと一緒にナントの市内散策へ。
パッサージュを通り、カテドラルを見学し、ナントで有名なお菓子屋さんへ寄り、ブルターニュ公城の敷地内にある歴史博物館などを見て回りました。歴史博物館の内部ではクリスマスマイベントでシュールな人形が各部屋に設置されていて、なかなか興味をそそられました。
市内散策の最後はワインショップでMUSCADETの試飲。
MUSCADETには3種類に大きく分けられていて、それぞれ熟成期間が異なります。
成熟期間が1番短いものと、1番長いのを飲ませていただきました。
短い方が色も薄く、口当たりも軽い感じで、長い方は琥珀色により近づき、しっかりとした味わいでした。
本日のディナーはナントの町で人気のアジアンテイストなレストランへ。
意外にも(笑)美味しくてびっくりでした。満足して今日の研修も無事終了です。