2011年5月26日
フライトは関西空港23:55発。2時間前に集合しその後はケアンズで再集合。
ジェットスターは格安航空会社ということで、正直あまりいい印象を持っていませんでした。
でも機内に乗り込むと皮っぽい黒の座席でなんだか高級感もありましたし、隣が空いていたのでゆったりと座ることができました。
パック旅行ならモチロン機内食も付いているし、こんな機内キットまでくれました!
中身はブランケット、首枕、靴下、歯磨きセット、アイマスク、耳栓などが入っていました。
機内食は・・・。主食は芋ですか?ご飯が欲しい(-_-;)
まぁ、でも機内食ですしね、こんなものか。個人的にはパンか何か買っていくことをオススメします。
あ、でも買うのは出国手続きしてからですよ。
2011年5月25日
【13.リガ観光】
おはようございます。願いが通じたのかしら?今日は雨が上がり晴れました♪
さて本日の午前中は日本語が話せるガイドのビリンシュさんにリガの魅力を教えてもらいます。
最初に向かったのが新市街に有る『中央市場』へ
元々は中央市場の多々物は飛行船の格納庫として使われていたとの事。
市場は10:00~始まりラトビアの台所!ラトビアに住んでる人達が買い物をしによく来るとのこと。ただ人が沢山いるのでスリに注意を!
ヨーロッパ内でも大きいと言われる品数豊富なリガの中央市場へ探検しに行ってみよう♪
次に向かったのは旧市街に有る『リーガ大聖堂』
地元の人達はドーム教会とも呼んでいる。アルベルト司教が宗教を広めるために建設を始めた。その後何度も増改築されたのでプロフネスクやバロックなどの色々なスタイルが見れる。ドーム教会の中にはパイプオルガンがあり、ロマンチックな音色が響くとのこと。夏は毎日12:00~の20分、冬は週3回演奏される。
『三人兄弟』
肩を寄せ合って建っている3つの建物は、『三人兄弟』と呼ばれる。左から三郎・次郎・太郎で、それぞれ各時代の特徴的な建物となっている。
太郎→15世紀建築のリガ最古の石造住宅。えんとつは無く、いろりの煙が直接出てくる。
パン屋だったという噂も。
次郎→17世紀のオランダのマニエリスム様式。ガラスは大変高価な物だったが、ガラスの窓が沢山付けられている。
三郎→17世紀のバロック様式の破風。お兄さん達に比べ、横幅がとても狭い。しかし、えんとつが有り近代的な作り
意外にも身近なバルト三国をお知りになられたい方は、『ユーゲントシュティール建築郡』を散策されてみるのも面白いです!こちらは、外観のみを楽しんで頂く形になります。
なぜ?→『ユーゲントシュティール建築郡』はほとんどが、住宅地だから。
こちらの物件は大変人気の高級住宅で、もし住むならば、家賃が月に500~700ラッツ(日本円で約85,000円~120,000円)も掛かるということです。細かいところまで見ると繊細な技術が沢山♪
また『ユーゲントシュティール』で有名な『猫の家』をも探して見て下さい! リーヴ広場の北側をチェック☆この猫の家は可愛いだけでは無く、3パターン位逸話が有る。 ビリンシュさんの情報だと「昔、姉妹が住んでおり、1人は猫が大好き、もう1人は猫が大嫌いだった。 ある日、猫を大変可愛がっていた女の子が亡くなってしまい、可愛そうに思った猫嫌いの女の子は、屋根の上に猫の象を置くことにした」のが理由だということだ。 |
|
リガ観光でお勧めなのが、『聖ペテロ教会の展望台』から景色!
見晴らし抜群の展望台から景色をお楽しみ頂けます。リガの風を感じて下さい。
【注意】行く場合は時間に余裕を持って行って下さい!
展望台へは階段を登り、途中にエレベーターで登るのですが、とても小さいエレベーターなので、観光客が多い場合はかなり待ち時間が掛かる。また、10分に1回しか動かない場合も有るので、注意!私が行った際は風が強すぎてとても寒かったです。時期によってはコートは必須!?
リガ滞在の短い自由時間で急いでお買い物をしました。
リガと言えば、女性に大人気のリガ発:手作り石鹸のお店『STENDERS』ラトビアでは冬の寒い日に-20度になることも有り大変寒く、果物を室内に置いておくとドライフルーツが出来るほど乾燥が激しいとの事。乾燥が厳しい国で、開発されただけに、保湿力が高く、またアロマ効果も有るステンダースの石鹸!2001年に開店し今や世界中で愛されるほど☆日本で買うより断然お買い得!重さによって料金は異なるが、安いもので2.25Ls~(日本円で約400円~)
リガのステンダースのお店はお勧めです。
また、バルトの国々の伝統的なデザインをアクセサリーにしたお店や露店に並ぶ商品を見るのも楽しいです。
リガの楽しい観光時間も終わり再び『タリンクシリヤライン』に乗ってストックホルムへ
※リガの通貨はLats(ラッツ)ですが、ほとんどのお店でクレジットカードが使えるので、ご安心を☆私は換金せずにお買い物しました。
タリンクシリヤラインの中はイベント盛り沢山で今日も賑やかです。
2011年5月24日
【12.生きた博物館"キフヌ島"】
今日は、エストニア人から生きた博物館と言われ、2003年にユネスコの世界無形遺産に登録されている、『キフヌ島』へ
時間が来て、いよいよ出航♪
約1時間の船の旅で到着!
今回、キフヌ島を案内してくれるマリさん、マリさんが着ている服は伝統的な模様の民族衣装で、お出迎えしてくれました。
最初に案内してもらったのは、ピンクの建物が印象的な「博物館」その正面にはロシア正教教会が有る。
博物館の中にはキフヌの歴史と文化が丁寧に展示物と共に紹介されています。
男性は昔、ロックシップと言い、岩を砕いて、船を作り、自分たちが作った道具で漁に出た。
また、女性は留守や寒い冬を待つのに、編み物、織物、刺繍をして過ごして居た。
~キフヌ島の結婚について~
元々キフヌ島には伝統的な結婚式の儀式が有り、新郎新婦がどちらもキフヌ島出身の時に伝統衣装をまとい行われていた。
しかし、年々人口も減り、現在はどちらか片方がキフヌ出身で有れば、伝統結婚式が行われる。結婚式の衣装はこんな感じ↓
既婚者はスカートの上にエプロンをする。
また、お葬式は土葬で行われる。お葬式用のスカートも有り、青色が多いスカートは悲しい用
他にも沢山のことが博物館では紹介されており、キフヌ島の魅力について学べました。
また、島民オリジナルの可愛いグッズ(手袋、バッグ、マグネット、キーホルダー、置物等)がお安く手に入る売店も有るので、必ず見るべき★
博物館を見た後は、直ぐ傍に有る、島の中心にある唯一の幼稚園・小学校・中学校を見学。
家庭科の授業中に訪れちゃったから、生徒たちもビックリ!しちゃいました。驚かしちゃってごめんなさい。
また、校庭の隅に洗濯物を干している風景が☆絵になる風景でした。
学校見学後はマリさんのお家に向けてバスでGO!
途中お墓によりました。日本のお墓というと、ちょっと怖い独特の雰囲気ですが・・・
なんだか、お洒落で、全然怖く無い。
そして、お墓の近くに井戸を発見!ドライバーさんが「懐かしいなー」と言い、
井戸水をくみ上げる実演☆井戸水を実際に飲んでみたら、ちょっとショッパイけど、冷たくて美味しい!
さて、走っているとマリさん宅に到着。
今日のお昼ご飯はマリさんのおばさんの手作り、伝統的な家庭料理♪
どの料理も本当に美味しくて、スープもハンバーグ?もついついおかわりしちゃった。
りんごとすぐりのオリジナルジュースも飲み易くて◎。
食べるの夢中で写真撮り忘れてしましました。笑
美味しい料理で幸せを感じた後は、ご自宅のお部屋紹介!
お部屋中が可愛い刺繍や伝統的な模様が沢山!住みたくなっちゃうお家でした。
お腹もいっぱいで満足していると、おばさんが「皆さんも宜しければ伝統衣装着ますか?」って言って下さり、
え?良いの?そりゃーもちろん着たいです!ってことで↓女性メンバーでキフヌ衣装に変身☆似合ってるかしら?
まさか伝統衣装着られるなんて感激!
その後、最南端の灯台へ行き、青空の下キフヌの伝統的踊りと歌を披露して下さいました♪そして皆で一緒に踊りました!
楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまい、そろそろお別れの時間。
時間が止まれば良いのに・・・マリさん達とのお別れで、泣きそうになってしまいました。
キフヌ島はのどかで、自然が沢山!また、あたたかい人々に出会えて癒されました。
本当に素敵な最高の島でした。次こそは泊まりでゆっくりと来ます!
キフヌ島からパルヌ港に戻り、ここからはまたバスで移動です。
この旅3ヵ国目のリガに向かい3時間半の道のり。
途中にも天気が崩れてこの旅で初めて暗い夜を迎えました。
真っ暗の中ネオンが綺麗なリガの中心街へ到着
明日は晴れますように・・・
2011年5月23日
【10.チョコレート作り体験】
おはようございます。朝起きて外を見るとザーザー雨が降ってました。
毎日、快晴だったのに...雨女パワーをついに発揮?どんよりとした朝を迎えました。
さて、本日は老舗のチョコレート屋さんで「チョコレート作り体験」からスタート!
先生がベースとなるチョコレートを作ってくれました。
1つはドライフルーツとフレークを入れたもの。
もう1つはお酒(多分ブランデー?)が入ったもの。
チョコ300gに対してバターが150gも入っているという中々の高カロリー!
冷蔵庫で少し冷やし、形を整え易くなったら、チョコを自分の好きな形にしていきます。
出来上がったら、丁寧に包装してくれてオリジナルチョコの出来上がり♪
形はいびつだけど?味はとっても美味しかったです。
ラッピングしてもらい記念に頂きました。
通常、こちらのお店「Anneli Viik Chocolate cafe」では、豊富で美味しいチョコレートやケーキが有り、
カフェとしても利用出来て、人気です。是非お越し下さい!
雨が降る中、旧市街周辺を少し散策、雨が降るので傘やカッパは必須です。
エストニアブランドで人気が有る「イボニッコロ」と、ガイドのあかねさんのお知り合いの方が
手作りアクセサリーでお店を出しているお店へ
お買い物を楽しんだ後は、本日2つ目のメイン郊外に有る、「エストニアビール工場」へ
【11.エストニアビール「SAKU」の工場見学】
SAKUビールの工場が有る、SAKU市は首都のタリンから約20km南にある小さな町で、ビールがとても有名な場所です。
エストニアの43%はSAKUビールです。
ビールが出来上がるまでの過程をガイドのマルテッドさんが紹介してくれました。
まず、銅の中でホップ、イースト菌、水、モルトが混ぜられ、銅の中で1時間~1時間半煮込みます。
次にイースト菌と酸素を8度~12度で発酵する。
72時間発酵させて、3回ろ過し、最後にクリスタルフィルターを通すとのこと。
出来上がったビールは缶に注入されて、合格したものだけ、缶が逆さになり出来上がり!
1時間に19,000本の缶ビールを作っているんだって!
瓶の場合は、7~9回同じ瓶を約40分洗浄して使う。また、割れてしまったり、ヒビが入ったビンは粉々にして、
再度ビンを作るという地球に優しいエコ瓶!
瓶は1時間に46,000本作られている。ちなみにエストニア人は瓶が75%で缶より、瓶を好むとか。
現在、SAKUビール工場では、ビールだけでなく、ジンやシードル、ミネラルウォーターなどの製造にも力を入れている。
また、フィンランドやラトビアのビールを運び注入してこの工場から市場へ運んでいるとのこと。
ビール工場見学の後は贅沢な試飲!
10本のビールを試飲させて頂きました。
1)ICE:アルコール5度の女性向けビール
2)PRESIDENT:4.2度サウナビールと呼ばれる
3)ORIGINAL:エストニアのプレミアムビールで大人気1993年~販売
4)GOLD:なめらかでクリーミーな味わい
5)ROCK:マルテッドさんお勧め ROCKサマーフェスティバルの為に作ったビール
6)TUMEチェコビール:キャラメルが入っていて甘い
7)HELE:チェコビールみたい。昔のレシピに基づき作られている。
8)ノンアルコール:お馴染みあっさりノンアルコール
9)POMEGRANATE:ざくろのビール なめらかで飲み易い
10)KISS:ストロベリーのビール ジュースの様に飲み易い
私は、ビール初心者ですが、ビールっていっても沢山の味が有って、苦味や飲み易さも様々なんだなーということが分かりました。
気になったビールを飲んで見てください★
ビール工場見学後は明日の「キフヌ島」に行き易い場所、エストニアの夏の首都と呼ばれる「パルヌ」へ
海が綺麗なリゾート地「パルヌ」は泥パックが有名で、夏になるとフィンランド人を始め沢山の観光客で賑わう街です。
到着した時には雨も上がり、晴れ間が見えました。
海の近くで潮風感じとても爽やかな夜でした。
2011年5月22日
【9.ガドリオル宮殿・歌の原・旧市街タリン観光】
エストニア時間の朝10:00タリン港に到着
港には換金所も有り、日本円からユーロに換金出来ます。
エストニアもとってもよい天気。
バスに乗って、最初の観光場所『ガドリオル宮殿』へ出発
ガドリオル宮殿へ10分位で到着!
ガドリオル公園は100haの広い公園で緑が沢山あります。
美術館は10:00~17:00まで見学可能、月曜日はお休みなので、ご注意を。
この宮殿はロシアのピョ-トル大帝が妃のエカテリーナのために1718年に建設した。
夏の涼しい気候の時に緑が有り、海が有り美しいタリンで過ごしたいという思いから建設ということであったが、
ピョートル大帝は完成前に亡くなってしまった。ロシアのピョートル大帝ゆかりの物が数多く展示されている。
特に舞踏の間の天井画は圧倒させられる。
また、実際にロシアの貴族が使っていたカトラリーで、テーブルから何が落ちるかで、来る人が変わるという逸話もある。
フォークが落ちる→女性が来る
ナイフが落ちる→男性が来る
スプーンが落ちる→子供が来る
この美術館にはエストニアで昔から住まれていた木造のお部屋も有る。
ガドリオルグ宮殿の裏庭にも大変美しいのでお見逃し無く!
続いて、バスで5分程走ると『歌の原』に到着
ここでは、5年に1度<歌の祭典>が行われている。近年では30,000人の歌い手がステージで合唱し、
観客が100,000人と大変盛り上がるイベントが行われている。歌の祭典は、ユネスコの世界遺産(無形遺産)にも指定されています。
次回は2014年に開催される予定。
独立への思いを歌にした"歌いながらの革命"から始まった歌の祭典を聞きに行かれてはいかがでしょうか?
『旧市街』
その後、旧市街の中世の雰囲気が漂う「レストラン・オルデ・ハンザ」にて、エストニア政府観光局の山口さんも一緒に昼食タイム
水で手を洗って清め?代表者による議式にOKが出れば昼食スタート
美味しいご飯を食べて、お腹いっぱい!それでは、お待ちかねの世界遺産の街タリン旧市街を散策♪
タリン旧市街は山の手と下町が有り、下町には、沢山の雑貨屋、飲食店、お土産屋さん等が有り、商人が元々多く住み、経済の中心とされた。
また、山の手(トーンペア地区)は 元々貴族階級や騎士団の住まいで落ち着きが有り、バルト海や旧市街の町並みを展望出来る。
※石畳が続くので、履き慣れた歩き易い靴で行くのが無難。
まずは下町!あちこち気になるものがあってシャッターを押さずにはいられません。
通称セーターの壁と呼ばれる「ムリバへ通り」では手袋やマフラー、ポンチョやセーター等冬に欠かせないグッズが沢山売られてます。
また、隠れた場所に雑貨屋さん等も沢山有るので、ゆっくりと散策するのもお勧めです!
下町を楽しんだ後は、いざ山の手へ!幅が狭く勾配のきつい「短い足」を登り山の手へ向かいます。
坂道を登ると、「トームペア城」へ到着ピンクの可愛らしい建物だが、ここは現在、国会議事堂として使われている場所!
また、南側に有る「のっぽのヘルマン」高さ50.2mはエストニアの国旗を掲げ、今は国を象徴する建物となっている。
また、直ぐ正面には17世紀のモスクワ正教会がモデルの「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」が有る。
エストニアでは、あちこちでロシアの影響が見られる。
更に、坂道を登り、トンネルをくぐると、世界遺産の町並みを展望できる「パットリク展望台」へ
本当におとぎの国の様な景色で、一気にテンションアップ↑
いつまでも見ていたくなる絶景でした。
私の心境は、まだまだ見たり無い!タリンは少なくとも2日は滞在したいです。
魅力たっぷりのタリンの街にどっぷりはまっちゃいました。