海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

6日目

今回の研修旅行は観光スポットを周るだけではありません。
コロンビアのトラベルマーケット、日本で言う旅行博のようなイベントにも参加しました。
他県からも旅行業に携わる人が大勢この会場に集まり、一度にコロンビアの情報を収集できるビックイベントです。
2日目以降は各旅行会社やホテルの方と商談会も行われます。
今まで観光客気分を味わっていましたが、ここからは本格的にお仕事モードです(笑)

午前11時、開会式スタートです。
まずコロンビア人歌手のマイアさんが歌を披露。

▲同時通訳の設備も整っている会場 ▲1曲だけかと思いきや、3曲ほど熱唱

その後はエクアドルの副大統領とコロンビアの大統領のスピーチです。
大統領が直々のお出ましだったため、セキュリティチェックが厳しく、この日はどことなく緊張感が漂っていましたが、無事開会式は終了。

昼食後は会場内に設置されているブース見学へ。
たくさんのブースが設置されて、コロンビア国内だけでなく、近隣のメキシコやエクアドル、アルゼンチンやペルー、スペインのブースなど盛りだくさんでした。

▲いろんなブースが所狭しと...    
▲コロンビア美女もお出迎え

プチアトラクションといった感じで1日中ここで過ごせそうでした。
初日は関係者のみ入場可能でしたが、2日以降は一般公開もされていて子供連れのファミリーで賑わっていました。

5日目

連日早朝移動が続いていましたが、今日は少しゆっくりめの9時出発。
本日の予定はボゴタ市内から1時間半ほど離れたグアタビタ湖と塩の教会で知られるシパキラ訪問です。
ミニワゴンに乗ってグアタビタ湖を目指す途中で、ボゴタの街を一望できる展望台に立ち寄ってくれました。

▲想像よりかなり都会でした!

その後、渋滞だったり、道に迷ったり、かなりの凸凹道だったりで...1時間半の距離に3時間かけてようやく到着です。
グアタビタ湖は山頂にひっそりと横たわる湖で、黄金伝説の残る湖でもあります。

《黄金伝説とは!?》
かつての先住民、チブチャ族の首長が全身に金粉を塗りつけて『黄金の男』に変身し、従者達を連れて金やエメラルドが山積みのいかだに乗り、湖の真ん中でその財宝を太陽の神に捧げる儀式を行っていたと言われています。
それがこのグアタビタ湖だとされていて、この伝説については、市内の黄金博物館でより詳しい情報を得ることができます。

車が入れるのは山の麓までなので、ここからはプチトレッキングです。
くねくねした山道を登ること15~20分、ようやく視界が開け...見えました!
あたり一面、深い緑色のなんとも神秘的な湖が広がっています。
スピリチュアルな気分を味わうことができました。

▲神秘的なグアタビタ湖

山登りでお腹を空かした一同、一目散にランチへと向かいます。
今日のメニューは私が一番食べてみたかったコロンビアを代表する料理、AJIACO(アヒアコ)です!

▲コロンビア名物AJIACO

写真では分かりづらいですが、ジャガイモを煮込んだスープの中に鶏肉やアボガドなどが入っていて、お好みでサワークリームやケイパーを入れて、味の変化を楽しめる料理です。
私はこのアヒアコがイチバン好みでした♪

お腹が満たされた後は『塩の教会』へ。
英語ガイドさんの案内で岩塩でできた洞窟のなかに入っていくと、キリスト誕生にちなんだ14の塩のモニュメントが続き、最後は大きな岩塩教会にたどり着きます。

▲約8700m2の岩塩教会にある十字架 ▲全部塩です

教会にあるライトアップされた縦16m、横10mのおおきな十字架が、なんとも幻想的に浮かび上がっていて印象的でした。

《ひとくちMEMO》
今日はコロンビアのエイプリルフール!
そんなことを全く知らなかった私たちは、アテンドしてくれているMR.ALEJANDROとMR.KAORUの『今夜のホテルが手違いで取れてないから、別のホテルに移動しないといけないんだ...』というウソにまんまと騙されてしまいました。
したり顔した彼らの表情が今でも忘れられません!
来年お返ししようと思います(笑)

4日目

ホテルで朝食を食べていると、地元新聞社の方が来られて急遽取材を受けることに。
コロンビアの印象を聞かれたたり、日本人の持つコロンビアのイメージなどを説明したりとなかなかディープな朝を過ごしました。
その後はフィランディアという小さな町へ行き、町中を歩いて散策。
コロンビアの下町といった雰囲気が漂い、スーパーやパン屋さんなどを覗いてまわりました。
コロンビアの田舎暮らしを垣間見れる貴重な体験でした。

▲建物がカラフル ▲コロンビアのスーパー

30分ほど車に揺られて着いた町、サレントは先程立ち寄ったフィランディアの町とそっくり!
あまりに似た町で、グルっと一周まわって同じ町に帰ってきたのかと思ったくらいです。
昔はどこの町にも中心に広場と教会があったそうです。
サレントではこの旅2度目のジープに乗り、少し山奥にあるCOCORA FARMへ遠足です。

▲道中で買った得体の知れないお菓子(笑) ▲COCORA FARM

このファームでは色々なアクティビティを体験することが可能です。
今回は馬に乗って森の中を散策したり、ヤシの木を植えたりしました。
『20年後、植えたヤシの木の成長を見に来れますように』との願いを込めて記念に皆で植樹しました。

▲みんなで乗馬体験 ▲植樹式
▲レストランでは郷土料理も

COCORA FARMを満喫した後は、コロンビアのトラディショナルフードが自慢のレストランへ。
コロンビア料理がどんなものか想像もつかないまま、とりあえずおすすめメニューを頼んでみることに。
こちらの料理の味付けは塩とこしょうだけのものが多く、至ってシンプルです。
素材の味が生かされたメインと揚げた甘くないバナナ、ココナッツライス、レッドキドニー?を煮た1品が付け合せで出てきます。

▲ボリュームたっぷり ▲人気の伝統鳥料理

お腹が満たされたので、飛行機の少々遅れにも腹立つことなく、のんびり首都のボゴタへ帰ってきました。
明日はボゴタの郊外へショートトリップです。

3日目

朝一番の飛行機に乗るため、まだ外は薄暗い4時前に起床。
すごく良いホテルだったので朝食が食べれなかったのがかなり心残りではありましたが、5時にホテルを出てまたまたアビアンカの飛行機でまずはボゴタへ。その後乗り換えて、ペレイラへ。
どちらの飛行機もまた出発に遅れが...もう慣れっこです。
ちょうどボゴタの空港を整備していて滑走路が少ない状態のため、こんなに飛行機が遅れてしまうそうです。
機材も新しくて設備も整ってるので、ON TIMEで飛んでくれるようになれば言うことナシなんですが...。
なんてぼやいているうちに1時間遅れでようやくペレイラへ到着。
ここ、ペレイラはコロンビアの代名詞とも言えるコーヒー栽培が有名な町です。
このあたり一帯は"TRIANGLO DE CAFE"(コーヒー三角地帯)と呼ばれ、コーヒー農園が点在しています。
今日は数多くある農園のうちのひとつである"HACIENDA VENECIA"を訪問してきました。

コーヒー農園まではジープに乗っていきます。

▲けっこう激しく揺れます ▲立ち乗り可。特等席♪

農園につくと、係りの方が園内を案内してくれます。

▲コーヒーの苗木 ▲コーヒーの実

たくさんの行程を経て上質のコーヒーとなった豆は袋に詰められて出荷の準備。

▲山積みのコーヒー ▲この袋、記念に頂きました♪

最後はもちろんコーヒーの試飲付!
なぜかコーヒーリキュールやラム酒まで登場していました。
夕日を背にハンモックに揺られながらしばし談笑。

▲美味しいエスプレッソのできあがり☆ ▲まったりくつろげます

優雅なひとときを過ごせた貴重な1日でした。

2日目

朝一番の飛行機でボゴタからカルタヘナへと向かいます。
ボゴタの空港はEL DORADO(エル・ドラド)空港とPUENTE AEREO(プエンテ・アエレオ)空港に分かれていてEL DORADO空港は国際線・国内線共に飛んでいてますが、PUENTE AEREO空港は主にアビアンカ航空の国内線が就航しています。
今日はこのPUENTE AEREO空港を利用します。

▲PUENTE AEREO空港 ▲AVIANCA航空
《ひとくちMEMO》
ボゴタの空港は大変な混雑が予想されるため、国内線なら出発の1時間半~2時間前、国際線なら出発の3時間前には空港へ着くようにしましょう。

両替所を発見したので、USドルをコロンビアペソに変えました。
ここの両替所は日本円の取扱もありましたが、レートがあまりよくなかったので、USドルを持っていって換金することをおすすめします。
主要都市の大きな店舗ではUSドルでの支払いも可能なので両替は最小限にとどめておいた方が無難です。

▲コロンビアペソ

両替も無事済ませてアビアンカ航空でカルタヘナへ。
ここでもやはり少々飛行機が遅れましたが、無事到着。
なんと気温は26℃!ボゴタとの温度差は10℃近く。
ものすごく暑く感じました。

▲ローカル感たっぷりの空港

今回の旅の主催者であるPROEXPORTのスタッフさんがお迎えに来ているはずなんですが...
辺りを見回してもそれらしき人は見当たりません。
韓国グループ担当のスタッフさん(MR.ALEJANDRO)曰く、私たちをアテンドしてくれるスタッフさん(MR.KAORU)は、今パナマに居て、前日にパスポートを失くしてしまったので到着が遅れているとのこと。
なかなかスムーズにいかない旅です(笑)
とりあえず本日のホテルCASA POMBOへチェックイン。
ブティックホテルと呼ばれる部屋数が少なく、質の高い、オリジナリティ溢れる今人気のホテルタイプです。
それぞれお部屋のタイプは異なるようですが、私が泊まったお部屋はこんな感じ。
アメニティがL'OCCITANEで、なんだか使うのがもったいないくらしでした。

▲広いお部屋 ▲アメニティ
▲おしゃれな中庭

午後は市内レストランでコロンビアン料理に舌鼓♪
カルタヘナは海の近くなので新鮮な魚介類を楽しめます。
他にもココナッツミルクライスやバナナのフリッターなど、コロンビアの定番メニューも頂きました。

▲カリビアンな雰囲気も漂っています

そしてここでようやく私たちをアテンドしてくださるPROEXPORTのMR.KAORUとご対面。
日本人のお父様とコロンビア人のお母様をご両親に持つ彼は、日本にも来たことがあり、片言の日本語を話すユーモアたっぷりの気さくなお兄さんです。
メンバーも揃い、テンション高めで、その後も何軒かホテル見学した後、生演奏が響き渡る海賊船のような船に乗って、夕日をバックにおしゃれにクルーズを楽しみながらカルタヘナの夜は更けてゆきました。

▲GALEON BUCANERO(ガレオン・ブカネロ)と呼ばれているようです