海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

4日目

おはようございます。時刻は7:30分。ホテルのレストランで朝食を頂きます。

  ▲でっかいクラッカー!
▲ジャムの種類が豊富です ▲いただきまーすっ

8:30からアビスコ国立公園にて、スノーシューを体験します。かんじきを履けば、雪の中でも滑らず歩けます。結構な運動量ですが、雄大な自然を満喫することが出来ます。雪の上には、ウサギ・シカの足跡もあったりします。 うーん、なんとも清々しい!

▲かんじきを履いて出発します。 ▲出発前にパチリ☆
▲ガイドさんの説明を受けながら進んでいきます ▲奥にはABISKO TOURIST STATION駅
  ▲絶景♪絶景♪
▲ABISKO TOURIST STATION HOTEL ▲ホテルの前の風景

1時間程歩いて、ホテルに戻ります。次はBjorkliden(ビヨルクリーデン)駅から、欧州最北の「ノールランストーグ鉄道」にてノルウェーのNarvik(ナルビーク)へ向かいます。

・・・・・の予定でしたが、ホテルの電車案内を見ると、なんと、「運休」の文字が!!
どうやら先日訪れたヨックモック周辺がー40℃の為、列車が動かないそう。
とりあえずビヨルクリーデンに向かい様子を見ることにします。

▲ビヨルクリーデンのホテルで早めの昼食を頂きます
▲マッシュルームのスープ ▲イワナ料理。おいしいです

やはり、ノールランストーグ鉄道は動かないとのことで、急遽ナルビークまで車で移動することになりました。
ここでお世話になった、スウェーデンのガイドのマリアンナさん・観光協会さん・ドライバーさんとお別れします。
ビヨルクリーデンからナルビークまでは、車で約1時間程です。

▲お世話になりました泣 ▲車窓からの風景
  ▲スウェーデンとノルウェーの国境
▲ノルウェー入国~ ▲フィヨルドを眺めながら北上します

ナルビーク駅に到着です。列車の写真だけでも...と思ったのですが、肝心の列車がありませんでした。残念!いつか乗ってみたいな~
ちなみにナルビークの気温はー12℃でした。だんだんこの寒さにも耐性が付いてきました。

  ▲待合室
▲コインロッカーもあります ▲駅の左手にはツーリストインフォメーションが併設。
(OPEN 7:00~18;00)

ナルビークからスノーマンリゾートに行く途中で、北極圏の動物たちと触れ合うことが出来る、Polar Zoo(北極動物園)に立ち寄ります。
動物園内は歩いて見て周ります。OPENは9/1~5/31 平日9:00-16:00 週末11:00-15:00 6/1~8/31 毎日9:00~18:00

Polar Zooでは、オオカミの小屋に入って間近で見ることもできます。なお、小屋に入る際は匂いのするもの(お菓子とかクリームとか)・オオカミがおもちゃにしないようにカメラ・手袋・マフラー・帽子等は外します。
飼育員さんの指示に従って、しゃがんでオオカミに近づきます。運が良ければ舐めてくれることも。
ちなみに私は運が良かったのか?顔中舐められました。こわかった!

本日の宿泊先Snowman resortに到着後、夜にハスキー犬ぞりサファリを体験しました。自分たちでハスキー犬を操縦するので、難しく体力が入りました。転倒する方もいらっしゃったので、注意が必要かもです。

スノーマンリゾートと言うだけあって、ホテルの周りには、スノーアクティビティがあふれています。レセプション棟のすぐ後ろはスキーのゲレンデがあり、リフト乗り場・スキーレンタルショップもレセプションからすぐ近くに有りました。
クロスカントゥリー・スキー・ハスキー犬サファリ・スノーモービルサファリ・オーロラハンティング・スノーシュー・サウナ・サーミの文化体験が体験できるそうです。
また、ノルウェーの子供に大人気なキッズランドもあります。

▲キッズランド ▲トロッコに乗るアトラクション
▲レストラン ▲夕食は豚肉のステーキ
▲宿泊したお部屋はアパートメントタイプ  

夕食後、窓からオーロラ鑑賞をするも、この日は残念ながらオーロラは出ませんでした。
おやすみなさい☆ミ

3日目

3日目。時刻は7:30分。ホテルで朝食を取り、イエリバーレからキールナの郊外にある、ヨーロッパ最大級の銅山の一つ、AITIK銅山へ向けて専用車で出発します。

▲安全のため、防護服を着て見学します ▲凄い迫力!AITIK銅山では、女性が5割働いているそう。
こんなに大きなダンプカーを操縦する女性もいるのだとか。
  ▲手袋についた雪の結晶

次にキールナの東にある、人口約500人の小さな村「ユッカスヤルヴィ」へ向かいます。小さい村ながらも、冬には世界中から観光客が、アイスホテルを求めて集まります。アイスホテルは文字通り全部氷で出来ており、氷の上にトナカイの皮・寝袋を敷いて寝ます。室温はー5℃に保たれていて、この日の外の温度がー25℃だったため、とても暖かく感じました。

▲扉も全て氷で出来ています ▲100名以上が結婚式を挙げている、アイスチャーチ
▲蝶がコンセプトのルーム ▲ベットが舟の形になっている
▲アイスバー。イケメンのお兄さんがお酒を
作ってくれます。
▲もちろんグラスも氷です ▲アイスホテルとは別にシャワー・サウナ等が
ついたレセプション棟があるので、寒くなったら
こちらに。

アイスホテルでビュッフェ形式のランチを食べ、ユッカスヤルヴィ協会・サーメ人のアクティビティキャンプへ訪れます。

▲トナカイのひき肉料理    
▲トナカイぞり。元気いっぱいでブレーキが利かない~ ▲どこをとっても絵になります。
▲サーメ人のお兄さん  

さてさて、専用車で走ること約2時間。弊社でもツアーを設定しているアビスコへ到着です。

都市紹介 Abisko(アビスコ)
スウェーデンの北部、ラップランド地方のノルウェー国境近くにある国立公園。「王様の散歩道」と呼ばれる全長約450㎞ものトレッキングコースの起点。ニューラ山・リッサヤウレ湖があり、渓谷や美しい山岳景観で知られる。天候が比較的安定していることから、オーロラ鑑賞にも適している地域になります。

宿泊ホテル・Abisko Tourist Station Hotelへチェックイン。私達は今回車で来ましたが、列車の場合もAbisko tourist Stationからホテルは目の前なので迷うことはありません。
18:00からオーロラ鑑賞ツアー開始。山上のAurora Sky Stationへ行くためにリフト乗り場に向かいます。リフト乗り場までは山道を車で5分。徒歩だと15~20分程度です。

▲リフト乗り場到着~♪ ▲すごく寒いからめいっぱい防寒してきてと言われて
スキーウエア・ダウンジャケットの上から専用の
防寒具を着ます・・・。そんなにやばいのか・・。
▲リフトは2人乗り。

リフトに乗って約20分で山頂です。リフトに乗っている間は・・・・・地獄でした。もう寒すぎて寒すぎて。命の危険を感じる寒さとはこのことですね。ホッカイロは役に立ちません。マフラーも吐いた息で凍るし・・。ちょっと泣きそうになりました。そういえばさっき温度計を見たときー27℃でした。寒い!!鞄の中に入れておいたペットボトルの飲み物が凍っていました。

Abisko Sky Stationは30名ぐらいが入れる小さな小屋です。トイレは小屋内にはなく、外にあるため冬場はホテルで済ませてくる方が良いと思います。
オーロラ鑑賞の前に冷えた体をホットワインを飲みながら温めます。そしてお待ちかね、本日の夕食。

▲サーモンのスープ ▲ポテトグラタン
▲ローストビーフ ▲デザートはクリームブリュレ
▲日本人なら一度はやってみたいバナナの釘打ち。成功!

小屋でくつろいでいると、ガイドの方が「オーロラが出てる」と!!急いで外に出てみます。

▲おお!!
▲肉眼では白っぽく見えましたが、カメラに取るとぼんやり緑色に

オーロラ!!まさか見れるとは思ってなかったので、かなり感動しました。カメラのバッテリーは寒さに弱いと聞いていたので、ホッカイロで挟みながらやっていてもあまりの寒さで意味がありませんでした。
斜面に寝そべりながら、満天の星空の下オーロラ鑑賞・・・・なんとも贅沢です。
12時過ぎまでねばって、リフトで降りたらまたもやオーロラ出現。

 

部屋についた途端、ものすごい疲労感が押し寄せてきました。

●ABISKO TOURIST STATION HOTEL紹介♪
ホテルの周りには、外灯がないため、ホテルからでも十分オーロラが鑑賞出来ます。

▲お菓子・防寒具・お土産等を置いているスーベニアショップ
(OPEN 9:00-11:00 16:00-18:00)
▲レセプション前の掲示板には、その日催行される
オプショナルツアーの情報が。
▲レセプションの隣には、電車の運行情報もあります ▲マウンテンインフォメーションデスク(OPEN 17:00-18:00)
▲部屋のカギ ▲シングルベット ▲アメニティ・ドライヤーは無いため、
日本から持参した方が良さそう

オーロラ見れてよかった~と思いながら就寝。なかなかハードな1日でした。おやすみなさい☆ミ

2日目

ホテルで朝食を取り、専用車でルーレオ市内に向かうために外に出てみると・・ダイヤモンドダストが!凄い!テンションが上がります。ちなみに、この時の気温は-18度でした。

▲キラキラ☆ ▲一面真っ白。8時になってもまだ太陽は昇りません
▲専用車でしゅっぱーつっ!

まず初めに、ルーレオ旧市街のはずれにあるサーメ人のハンディクラフトショップに立ち寄ります。

▲外観が可愛いクラフトショップ ▲トナカイのツノで出来たローソク立て
▲馬・・・?  

ルーレオ旧市街へ。世界遺産の中世の雰囲気が漂う石造りの教会・チャーチコテージが立ち並ぶガンメルシュタットの協会街を見学します。協会を中心に町を形成しており、コテージは礼拝者用の宿泊施設なため、冬季・平日は無人だそうなので、とても静かでした。旧市街は約1時間ほどで見て回れます。見学していると、寒すぎてボールペンのインクが凍って、メモが取れなくなることも・・・なかなか貴重な経験です。

▲ネーデルーレオ協会 ▲赤色が雪に生えるコテージ。水道・トイレ・
TVアンテナもありません
  ▲真っ赤な路線バス

次は、木の上に立つユニークなホテル「TREE HOTEL」を視察します。TREE HOTELへはルーレオ市内から車で約1時間ほどです。オーナーさんによると、TREE HOTELはそれぞれ違う建築家がデザインしたそう。内装もこだわっていて、一度は泊まってみたい♪

▲一番人気の「ビクトリア」 ▲コンセプトは「鳥の巣」
▲ミラーキューブ ▲内装がかわいい朝食会場
  ▲10時ごろやっと日が昇ってきます

TREEホテルからヨックモックへ移動します。ヨックモックの村にあるサーメ人の伝統的な銀細工のデザイン工場「TEN」・ヨックモック協会を観光。気温は―20℃。北上するにつれてだんだん気温が下がってきました。

▲サーメ人の伝統工芸ショップ「TEN」 ▲サーメ人の血を引く職人さん。ラップランド地方のシンボル
ライチョウ等を器用に掘っていきます
▲お見事!あっと言う間に完成します ▲ヨックモック協会。幻想的~

イエリバーレ市内に行く前に、馬ぞりで訪ねるサンタクロースツアーに参加します。サンタさんと言えば、フィンランドでは・・?と思いますよね?実はスウェーデンにも本物のサンタさんがいるんです!11月にはイエリバーレへ全国のサンタさんが集まる「サンタコンテスト」があるそうです。

▲ガイドさんと一緒に馬ぞりに乗って、森の中のサンタさんに
会いに行きます
▲一面銀世界
▲森の中をどんどん進んでいきます ▲たき火とサンタさん。絵になります
▲ソーセージをたき火で焼きます。一度やってみたかった ▲小屋の中で火を囲みながら昼食
▲本日の昼食~♪ ▲北極圏に来た記念証をサンタさんからもらいました

ヨックモックからイエリバーレへは車で1時間半程です。

都市紹介 Gallivare(イエリバーレ)
サーメ語で「山の割れ目」を意味するイエリバーレ。イエリバーレとヨックモックにまたがる地域「ラポニア」は1996年ユネスコによって、壮大な自然のなかに先住民サーメ人の伝統生活文化が残されていると評価され、自然世界遺産に登録されました。イエリバーレは鉱山ツアー・夏には沈まない太陽・トレッキング・アイススポーツ等通年を通して楽しめる都市となっています。ラップランドの中心にあるので、ここを拠点にして観光をするのも良いかも。

本日の宿泊先は、イエリバーレのオーロラの観測地としても有名な標高823mのドゥンドゥレット山の中腹に建つ、Dundret Bjornfallenです。冬はホテルの前でスキー・夏はハイキングが楽しめます。ホテル内は、サウナ・プール・バーなど設備が充実。
さっそくチェックインを済ませて、オーロラ鑑賞をするためにスノーモービルに乗って、スキー場の頂上を目指します。

▲ホテルに到着 ▲スノーモービルで山頂へ。振り落とされないように必死です

うーん、非常に寒い!!
ダイヤモンドダストが舞う中風を切って進んでいきます。体感温度は-25℃以下!!手袋を二重にしていても指先の感覚がなくなってきて、顔は寒いという感覚よりも「痛い」と感じます。初めて鼻毛が凍る感覚を味わいました。でもオーロラの為我慢我慢・・・。

▲頂上のカフェ ▲あたたかい飲み物を飲みながら、オーロラが出るのを待ちます。

オーロラは暗くなり、星が見えれば何時でも出現する可能性があるそうです。
オーロラ出るかな?出るかな??とわくわくしていましたが・・・残念ながら曇っていてこの日はオーロラは出ませんでした。晴れていれば満点の星・ふもとの灯りが楽しめるそう。うーん、がっかり・・。ホテルに戻って夕食を頂きます。

▲ホテルのレストラン ▲いわな料理。あっさりとしていて美味しい!
サーモンみたいな味がしました
▲お部屋は広くて快適です ▲シャワーとトイレ。シャンプーなどの
アメニティはついていないので、日本から持参して良かった~

夕食時にイエリバーレの観光案内の方が言ってらっしゃった、「イエリバーレはいつもはこんなに寒くないよ。珍しいよ。」の言葉に一抹の不安を抱きながらも、明日も早いので本日はおやすみなさい☆ミ