3日目 : ~ シェムリ・アップ / アンコール遺跡 / トンレ・サップ湖 ~
2003年11月13日(木)天気:
4時30分モーニングコール、5時出発。アンコールの夜明けを見に再度アンコール・ワットへ。但し、あいにくの天候。はたしてハイライトの一つアンコール・ワットの夜明けを見学できるかどうか不安がよぎる。
▲ 朝闇に映える
アンコール・ワット
▲ 夜明けをまつ人々
▲ アンコール夜の夜明け。
やはり見えなかった。残念
予感的中!!やはりアンコールの夜明けは見ることができなかった。ハイライトの一つを体験できなかったので損した気分。スゴスゴとホテルへ帰ることにした。朝8時、再度ホテル出発。近辺にあるアンコール遺跡群を見学に行く。
最初に訪れた遺跡はアンコール遺跡ではめずらしくピラミッド状に建築されたTa Kev(タケウ)遺跡。建物に彫刻が施されていないのでアンコール遺跡の中では異様な風景に映る。約1,000年も前に立てられた建築物の割には保存状態も非常に美しい。アンコール・トムの勝利の門より車で約5分 次に自然の状態そのままにした遺跡Ta Prohm(タ・プローム)遺跡へ。
▲ Ta Kev遺跡
←Ta Kev遺跡
建築年代:11世紀初頭
宗教:ヒンドゥー教
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Ta Prohm遺跡 →
建築年代:11世紀初頭
宗教:仏教
▲ Ta Prohm遺跡西塔門前
今にも崩れ落ちそうな遺跡ではあるが、どこか神秘的な雰囲気を持つ魅力的な遺跡。アンコール遺跡観光にはかかせない観光スポット。ただし、足場は瓦礫の山なので注意が必要。次に訪れた遺跡はBanteay Kdei(バンテアイ・クディ)遺跡へ。この遺跡は日本の上智大学アンコール遺跡国際調査団が2年前に仏像を発見し有名な観光スポットとなる。現在発見された仏像は地元のアンコール保存事務に保管されている。 さらにPreRup(プレ・ループ)へ。ここは当時の王様の火葬場として利用されていたらしい。
最後にNeakPean(ニャック・ポアン)遺跡。絡み合う大蛇と言う意味。ここは今で言う病院として利用されていたらしい。中央の池に浮かぶ中央祠堂より東西南北に小池が配置され中央池より癒しの水が流れる仕組になっている。
午前の部はこれにて終了。昨日同様かなり歩きまわったので足が痛い。遺跡観光後はみなさん必ずマッサージを受けましょう。
▲ Ta Prohm遺跡西門
▲ 遺跡内部
▲ 遺跡内部
▲ Banteay Kdei遺跡
▲ 仏像発掘現場
▲ Pre Rup遺跡
▲ Neak Pean遺跡
▲ 石造りの人頭部
▲ 石造りの獅子頭部
▲ 石造りの馬頭部
▲ 石造りの象頭部
・Banteay Kdei遺跡
建築年代:12世紀末 宗教:仏教
・PreRup遺跡
建築年代:1世紀前 宗教:ヒンドゥー教
・Neak Pean遺跡
建築年代:12世紀末 宗教:仏教
15時ホテル出発。東南アジア最大の湖、市内より車で約30分の距離にあるTonleSap湖(トンレ・サップ湖)へ。この湖は乾季だと日本の琵琶湖の約3倍。雨季だと琵琶湖の約10倍の大きさを誇る。水に浮かぶ家々とマングローブの林を抜けるとそこは一面海を思わせる広大な湖面が広がる。心地よい風に吹かれながら湖面を遊覧する。天候がよければ絶好のSUNSET POINTとなる。だが、あいにくの空模様。今回の旅行は天候にあまり恵まれていない。(日頃の行いは結構いいはずなんですけど...)
▲ 左側の船に乗船
▲ プノンペン行きの船
▲ トンレサップ湖畔の
生活風景
▲ 漁を手伝う子供たち
▲ トンレサップ湖畔上。
遠くに夕焼けを眺める
▲ 船の先端でくつろぐ
Tonle Sap湖を後にし、ホテルへ。ホテル内にあるCENTURYSPAにてマッサージ。(US$12)
ここでカンボジア特有の「プラプラ」と呼ばれるシステムを紹介しよう。
「プラプラ」とはプラスプラスの略。要は税金とサービス料を基本料金にプラス10%ずつ加算していくシステム。SPAの受付で料金を確認すれば「US$12プラプラ」と言われる。不思議に思った場合は後でクレームを言うのではなくその場で必ず質問しよう。プラプラシステムは部屋のミニバーなんかにも使われてるのでこのプラプラシステムはあとでかなりの金額を請求されることになるので要注意!!今回もきっちり請求される...。(結局チェックアウトのときにUS$14.40を支払うはめになりました。)マッサージ終了後、就寝。