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6日目 : ルーマニアから国境を越えハンガリーのブダペストへ

今日は、ルーマニアから国境を越え、ハンガリーのブダペストへ向かいます。
昨日に続き天気も晴れていてとても気持ちの良い朝です。

ティミショアラを出発し、専用車でハンガリーのブダペストに向かいます。

▲長閑な田園風景が続きます ▲牛たちの姿が...

約2時間後、ルーマニアとハンガリーの国境に着きました。
陸路での国境越えは初めてです。ルーマニアはシェンゲン協定に加盟していないため、入国審査が必要になります。
パスポートを係員に渡し、しばらく待つだけのいたって簡単な手続きです。
ちなみにここにも両替所はありますが、レートが良くないそうです。

******** ひとくちメモ ********
ちなみに列車でルーマニアからハンガリーに入る場合は、列車に係員が乗ってきて出入国が行われるとのこと。
特に列車から降りる必要はありません。

途中、ルーマニアとセルビアの国境に近い南部の中心地のセゲドに立ち寄りました。
セゲドは11-12世紀には塩貿易で発展しましたが、1879年に大洪水の被害にあい新しい都市計画によって町が造り直されました。
現在は、活気のある学生の町になっています。

町のシンボルは『誓約教会』で、1930年に完成したネオロマネスク様式の建物です。
教会の前にはドーム広場があり、毎年夏にはオペラやミュージカルの上演を中心としたオープンエア・フェスティバルが行われるそうです。ドーム広場の周りにはハンガリー有名人の像がいくつかあり、近くには仕掛け時計がありました。

▲誓約教会 ▲仕掛け時計
▲荘厳な教会内部 ▲美しいステンドグラス ▲ドームの天井画

セゲドの町観光後は、レストランでランチです。

▲スープ ▲メイン ▲デザート

ランチ後は、ハンガリーを代表する音楽家コダーイや劇作家カトナを生んだケチケメートへ立ち寄りました。
アールヌーボー建築の可愛い建物が目をひきます。模型が小さい町を物語っています。

▲ケチケメートギャラリー ▲町の模型

▲教会内部

そして、ブダペストへ。
まずは、ブダペストの市街地を最も美しく一望できる場所『ゲッレールトの丘』へ向かいました。

街の中央を美しいドナウ川が流れ9つの橋が架かっています。
ドナウ川にかかる橋の中でもっとも有名な橋が、西に広がるブダ、東のペストの街を最初に結んだ「くさり橋」です。
とても美しい情緒的な景色で、ヨハンシュトラウス作曲の"美しき青きドナウ"のメロディが脳内をリピートします♪

その後ドナウ川に浮かぶ船上レストランでのディナーです。

そして、本日のハイライト、ドナウ川クルーズです!
夜になるとくさり橋や王宮がライトアップされて幻想的な風景が浮かびあがります。

▲船内の様子 ▲国会議事堂
▲くさり橋と王宮

あっという間の1時間でした。
私が乗ったLEGENDAは日本語のイヤホンガイドがあり、見どころやブダペストの歴史を教えてくれるのでとてもよかったです。
夢のような優雅なひと時を楽しむことができました~♪

宿泊はNOVOTEL CENTRUMです。モダンで快適なホテルでした。

明日は最終日です。

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