4日目 : 列車でロシアへ
2009年6月 5日(金)天気:曇り時々雨
今日も天気はイマイチ。気温も上がらずけっこう肌寒い。
現地の人の話では「今週は100年に一度の寒波」「先週は最高気温が25℃まで行ったわよ」
小雨降る中、ホテル周辺でランチの後クオピオ駅へ。とてもローカルなクオピオ駅。ろくに改札も通らずプラットホームへ。
まず14:20発のP706便でコウボラまで3時間弱の旅。この列車がフィンランドの新幹線。
早速、乗車。思いスーツケースを上の棚によっこらしょ。着席したのもつかの間。みんなでスナックカーへ。
スナックカーではさながら立ち飲み状態。気の合う仲間とビール、ワイン、サンドイッチで大盛り上がり。
日本から持ってきたスルメのおすそわけまでいただいたから、さらにもう一杯。
結局、コウボラまでの間まともに着席していたのは20分ほど。本当に楽しい仲間たち。これも列車の旅の醍醐味。
今回の見本市に参加していたフィンランド国鉄の女性職員の方もコウボラまで同行してくれた。
その方と話をしていると「我々は日本の新幹線をすばらしいと思っているわ」「だってきっちり時間通りだもの」
▲ クオピオ駅
▲ フィンランドの新幹線
▲ 車内
▲ スナックカー
17:09コウボラ着。17:14発のP33に乗り換えてロシアのサンクトペテルブルクへ。到着は22:51の予定。
ロシアの方が時差で1時間早いので約4時間半の列車の旅。
車両はロシア製のようでさきほどまでの快適さはないが特に問題もない。
ついさっきまで飲みっぱなしだったが着席してすぐにビールのサービス。一気に飲んで気分よく睡眠開始。
すると少しして起こされた。国境を越えるためパスポートとビザのチェック。ロシア人の体格のいい女性係員にパスポートを持って行かれた。ちゃんと返してくれるよな。もしパスポートやビザに不備があれば国境を越える直前の駅で強制的に降ろされるらしい。
我々一行は全員無事ロシアに入国した。
入国してまず停車したのが「Vyborg」駅。ここで約30停車するのでホームに降りて記念撮影。ロシア語はアルファベットにない文字が多く「ついにロシアにやって来た」という感慨にふけってしまった。何分、私ロシア上陸は生まれて初めて。
さあここからサンクトペテルブルクまで約2時間。気分よく寝ているとまた起こされ無愛想な女性係員にパスポートを返してもらった。
▲ コウボラ駅
▲ コウボラ駅
▲ この列車でサンクトペテルブルクへ
▲ ビールとスナック
▲ 車内
▲ 連結で喫煙可能
▲ 「Vyborg」駅
22:51サンクトペテルブルク・フィンランド駅に到着。ますますロシアの雰囲気。
すぐにバスでホテルへ移動。昼間のアルコールのおかげですぐにおやすみ。
▲ 駅
▲ 駅
▲ 駅周辺