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2日目 : 北極圏へ- ロヴァニエミでサンタさんと初対面♪

ルオストでの朝。
昨晩はいつの間にか爆睡してしまい、オーロラに出会うことができなかった。
ホテルのスタッフに聞くと今年はまだオーロラは出現していないとのことだった。

スーツケースは、もちろんまだ手元には届いていない。
必要最低限のものは小さなバッグに詰め込んだもののやっぱり不安だ。
一刻も早く手元に届いて欲しいよ~。

小さなバッグと共にルオストを後にし、サンタクロースの故郷・「ロヴァニエミ」へ-。

バスは白銀の世界を走り抜ける。
神秘的な景色だ。

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▲バスの窓からの景色

まずは、トナカイ牧場での『北極圏通過の儀式』。
コタと呼ばれるサーメ人の移動住居へ案内され、中へ入ると暖炉があり、サーメ人のお姉さんの英語での説明が始まった。
「ロングロングアゴ・・・。」
英語なのでよく分からないけれど、ラップランドの4つの風の伝説のお話のようだ。
お話が終わると、指で、おでこに炭を塗っていき儀式が終了。
ラップランドにまた戻って来られますよと言っていたような・・・。
皆、麻呂のまゆげのようになっていて面白い(笑)
そして、トナカイのミルクを頂いた。まろやかな味で美味しかった。

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▲コタ
▲サーメ人のお姉さん
▲トナカイのミルク

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▲焼きたてのソーセージ
▲トナカイ
▲トナカイと一緒に

その後、【サンタクロース村】へ。
サンタクロース村は、ロヴァニエミの町の中心から路線バス8番を利用して行くことができる。所要時間は約20分だ。
サンタクロース村の敷地内には北緯66度33分の北極線が引かれ、世界各国の主要都市の方角と距離数が書かれた"道標"も建てられている。

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▲道標
▲巨大な雪だるま
▲サンタクロース・オフィス
そしてサンタクロースのいるサンタクロース・オフィスへ。
まずは、受付。

サンタクロースのお部屋に行くには、SFの世界のような空間を通り抜ける。
簡単にサンタクロースには会わせてくれないのだ。
ようやく辿り着いたサンタクロースのお部屋で記念撮影。
個人でのカメラ撮影は禁止されていて、記念写真のサイズと料金はA4サイズ25ユーロ、A2サイズ45ユーロ、 その他A6サイズ5枚セットで30ユーロだ。

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▲サンタさんと一緒に記念撮影♪

その後、サンタクロース郵便局へ。
中に入ると2つのポストがある。赤いポストにはクリスマス時期に届けたいお手紙、黄色いポストには普通郵便を。
いずれもサンタクロース郵便局のオリジナルのサンタの消印が押される。
サンタクロース郵便局へはサンタクロース宛のお手紙が年間60万通も届く。その手紙をサンタクロースの補佐官が丁寧にお手紙を開封してサンタクロースに手渡す。
また、郵便局内にはお手紙を書くスペースがあるのでここでクリスマスカードを送ることができる。
私は記念にサンタメール(7ユーロ・カレンダー付)を申し込んだ。クリスマスの時期に合わせてサンタからクリスマスカードが届けられるのだ。
日本語を含む10カ国のものが用意されている。
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▲ポスト
▲サンタクロース補佐官
▲サンタクロースメールの申込書

そして、サンタクロース村では、ショッピングも楽しむことができる。
イッタラやマリメッコのアウトレットをお手軽価格で手に入れることができるフィンランド・ブランド・ファクトリーショップがあるのだ♪

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▲マリメッコ♪
▲イッタラ♪

サンタクロース村を十分に堪能し、ロヴァニエミの町へ。
日没が早いので午後15:00頃でも暗い。時間の感覚がない。

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▲15:00頃だがもう暗くなりかけてる
▲このバスでロヴァニエミの町へ

この時点でスーツケースがまだ手元に届いていなかったので、現地調達で必要なものを揃えることにした。
町中のショッピングモールでパジャマやタイツなどの必需品を購入。
今回AIU海外旅行保険に加入していたので、このようなロストバゲージの場合は補償があるのだ。
購入費用は立て替えておいて帰国後に保険会社に請求できるのだ。(補償条件があるので詳細はAIUに確認が必要)
購入したお店で領収書(レシートでもよい)を必ずもらうことと、何を買ったかという細かい情報が必要だ。

そして、今日の夜は、この旅のメインイベントオーロラ鑑賞だ♪

日本出発前に手配していた防寒具を受け取りに、現地ツアー会社のラップランドサファリへ。
ラップランドサファリのオフィスはロヴァニエミの町中のケミ川の近くに位置する。とても便利な場所だ♪
あいにく、日本語係員はおらず、簡単な英語で防寒具の受け取りを伝えたところ、防寒着レンタル場所に案内された。
事前にサイズを伝えてあったので、用意はされているが、その場で着てみてサイズが大きかったらある程度は取替えが可能だった。
私の場合は、サイズが大きすぎたので、1サイズ小さいものをレンタルすることができた。
あっという間に防寒着一式を渡される。
防寒着一式は写真の通り-つなぎの防寒着、靴、帽子、手袋、靴下-で左側の青い袋に入れてホテルに持ち帰る。
けっこう重たくて雪道を歩くので、そのまま身につけて帰ると楽だったかも・・。
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▲ラップランドサファリ社受付
▲防寒具レンタルエリア
▲防寒具レンタルエリア
 
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▲日本語のサイズ表
▲防寒着一式
▲moimoi号運行案内

今日は、オーロラバスツアー『moimoi号』でのオーロラ鑑賞だ。その日の天候によってバスの運行が決定する。
ホテルに運行案内のボードが出ていた。今日は運行されるようだ。よかった♪

moimoi号は、夜の19:00に出発。今日は東の方向が晴れているので東に向かってオーロラを見に行くとのこと。
聞くと、オーロラスポットは東西に2箇所あるとのこと。
東の方向はユーヤルビというところにある牧場でロヴァニエミの町から車で約1時間30分、西の方向はトナカイ牧場で車で約45分の所だ。
その日の天候によってどちらかに決まる。

ちなみにロヴァニエミの町の近くのオーロラスポットは、アルクティクム博物館の向こう側の川のほとりだそうだ。
この辺りでは一番暗いそうだ。
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▲オーロラスポットのコタ

moimoi号で暗い道を通り、オーロラスポットへ向かう。
うとうとしていたら、あっという間にユーヤルビに到着。

真っ暗な広い敷地にコタがあり、そこで暖を取りながらオーロラの出現を待つのだ。
あつあつのソーセージやクッキー、コーヒーなど軽食を食べることもできる♪



外でしばらく待つ。
ホント真っ暗な雪原だ。暗闇の中にかすかに見える森の景色が神秘的だ。
寒くて耐えられないかと思っていたけれど、防寒着とカイロのおかげで案外大丈夫だった。
気温はだいたいマイナス10℃くらいだ。
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▲証明書

ずっと待っていたが、オーロラは出現しなかった・・・。残念。
ツアーに参加してオーロラ観測ができた場合はロヴァニエミ市長のサインとオーロラ観測日が入った証明書がプレゼントされるのだけれど 私達には、moimoi号に乗車した証明書(?)がプレゼントされた。
これも記念になって嬉しい♪
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