2012年2月 1日(水)天気:晴れ時々雪
ホテルで朝食を取り、専用車でルーレオ市内に向かうために外に出てみると・・ダイヤモンドダストが!凄い!テンションが上がります。ちなみに、この時の気温は-18度でした。
まず初めに、ルーレオ旧市街のはずれにあるサーメ人のハンディクラフトショップに立ち寄ります。
ルーレオ旧市街へ。世界遺産の中世の雰囲気が漂う石造りの教会・チャーチコテージが立ち並ぶガンメルシュタットの協会街を見学します。協会を中心に町を形成しており、コテージは礼拝者用の宿泊施設なため、冬季・平日は無人だそうなので、とても静かでした。旧市街は約1時間ほどで見て回れます。見学していると、寒すぎてボールペンのインクが凍って、メモが取れなくなることも・・・なかなか貴重な経験です。
次は、木の上に立つユニークなホテル「TREE HOTEL」を視察します。TREE HOTELへはルーレオ市内から車で約1時間ほどです。オーナーさんによると、TREE HOTELはそれぞれ違う建築家がデザインしたそう。内装もこだわっていて、一度は泊まってみたい♪
TREEホテルからヨックモックへ移動します。ヨックモックの村にあるサーメ人の伝統的な銀細工のデザイン工場「TEN」・ヨックモック協会を観光。気温は―20℃。北上するにつれてだんだん気温が下がってきました。
イエリバーレ市内に行く前に、馬ぞりで訪ねるサンタクロースツアーに参加します。サンタさんと言えば、フィンランドでは・・?と思いますよね?実はスウェーデンにも本物のサンタさんがいるんです!11月にはイエリバーレへ全国のサンタさんが集まる「サンタコンテスト」があるそうです。
ヨックモックからイエリバーレへは車で1時間半程です。
都市紹介 Gallivare(イエリバーレ)
サーメ語で「山の割れ目」を意味するイエリバーレ。イエリバーレとヨックモックにまたがる地域「ラポニア」は1996年ユネスコによって、壮大な自然のなかに先住民サーメ人の伝統生活文化が残されていると評価され、自然世界遺産に登録されました。イエリバーレは鉱山ツアー・夏には沈まない太陽・トレッキング・アイススポーツ等通年を通して楽しめる都市となっています。ラップランドの中心にあるので、ここを拠点にして観光をするのも良いかも。
本日の宿泊先は、イエリバーレのオーロラの観測地としても有名な標高823mのドゥンドゥレット山の中腹に建つ、Dundret Bjornfallenです。冬はホテルの前でスキー・夏はハイキングが楽しめます。ホテル内は、サウナ・プール・バーなど設備が充実。
さっそくチェックインを済ませて、オーロラ鑑賞をするためにスノーモービルに乗って、スキー場の頂上を目指します。
うーん、非常に寒い!!
ダイヤモンドダストが舞う中風を切って進んでいきます。体感温度は-25℃以下!!手袋を二重にしていても指先の感覚がなくなってきて、顔は寒いという感覚よりも「痛い」と感じます。初めて鼻毛が凍る感覚を味わいました。でもオーロラの為我慢我慢・・・。
オーロラは暗くなり、星が見えれば何時でも出現する可能性があるそうです。
オーロラ出るかな?出るかな??とわくわくしていましたが・・・残念ながら曇っていてこの日はオーロラは出ませんでした。晴れていれば満点の星・ふもとの灯りが楽しめるそう。うーん、がっかり・・。ホテルに戻って夕食を頂きます。
夕食時にイエリバーレの観光案内の方が言ってらっしゃった、「イエリバーレはいつもはこんなに寒くないよ。珍しいよ。」の言葉に一抹の不安を抱きながらも、明日も早いので本日はおやすみなさい☆ミ