2012年2月 2日(木)天気:晴れ時々雪
3日目。時刻は7:30分。ホテルで朝食を取り、イエリバーレからキールナの郊外にある、ヨーロッパ最大級の銅山の一つ、AITIK銅山へ向けて専用車で出発します。
次にキールナの東にある、人口約500人の小さな村「ユッカスヤルヴィ」へ向かいます。小さい村ながらも、冬には世界中から観光客が、アイスホテルを求めて集まります。アイスホテルは文字通り全部氷で出来ており、氷の上にトナカイの皮・寝袋を敷いて寝ます。室温はー5℃に保たれていて、この日の外の温度がー25℃だったため、とても暖かく感じました。
アイスホテルでビュッフェ形式のランチを食べ、ユッカスヤルヴィ協会・サーメ人のアクティビティキャンプへ訪れます。
さてさて、専用車で走ること約2時間。弊社でもツアーを設定しているアビスコへ到着です。
都市紹介 Abisko(アビスコ)
スウェーデンの北部、ラップランド地方のノルウェー国境近くにある国立公園。「王様の散歩道」と呼ばれる全長約450㎞ものトレッキングコースの起点。ニューラ山・リッサヤウレ湖があり、渓谷や美しい山岳景観で知られる。天候が比較的安定していることから、オーロラ鑑賞にも適している地域になります。
宿泊ホテル・Abisko Tourist Station Hotelへチェックイン。私達は今回車で来ましたが、列車の場合もAbisko tourist Stationからホテルは目の前なので迷うことはありません。
18:00からオーロラ鑑賞ツアー開始。山上のAurora Sky Stationへ行くためにリフト乗り場に向かいます。リフト乗り場までは山道を車で5分。徒歩だと15~20分程度です。
リフトに乗って約20分で山頂です。リフトに乗っている間は・・・・・地獄でした。もう寒すぎて寒すぎて。命の危険を感じる寒さとはこのことですね。ホッカイロは役に立ちません。マフラーも吐いた息で凍るし・・。ちょっと泣きそうになりました。そういえばさっき温度計を見たときー27℃でした。寒い!!鞄の中に入れておいたペットボトルの飲み物が凍っていました。
Abisko Sky Stationは30名ぐらいが入れる小さな小屋です。トイレは小屋内にはなく、外にあるため冬場はホテルで済ませてくる方が良いと思います。
オーロラ鑑賞の前に冷えた体をホットワインを飲みながら温めます。そしてお待ちかね、本日の夕食。
小屋でくつろいでいると、ガイドの方が「オーロラが出てる」と!!急いで外に出てみます。
オーロラ!!まさか見れるとは思ってなかったので、かなり感動しました。カメラのバッテリーは寒さに弱いと聞いていたので、ホッカイロで挟みながらやっていてもあまりの寒さで意味がありませんでした。
斜面に寝そべりながら、満天の星空の下オーロラ鑑賞・・・・なんとも贅沢です。
12時過ぎまでねばって、リフトで降りたらまたもやオーロラ出現。
部屋についた途端、ものすごい疲労感が押し寄せてきました。
●ABISKO TOURIST STATION HOTEL紹介♪
ホテルの周りには、外灯がないため、ホテルからでも十分オーロラが鑑賞出来ます。
オーロラ見れてよかった~と思いながら就寝。なかなかハードな1日でした。おやすみなさい☆ミ