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2日目 : サーリセルカ滞在(カクシラウッタネン視察とオーロラハンティングツアー) 

朝起きて、期待を込めて空を見上げると...。
うん、真っ白!
...天気が回復することを祈りつつ、まずはカクシラウッタネンの視察に出発です。

▲右がPARASPAIKKA棟、左が本日宿泊するGIELAS棟

カクシラウッタネンはサーリセルカから南へ車で約10分の郊外にあるホリデー・ヴィレッジ。
「寝ながらオーロラ鑑賞ができる」ガラス・イグルーが特に人気です♪

▲スキーバスでカクシラウッタネンへ ▲車内はスキー客でいっぱい!

レセプション、メインレストランがある本館前でスキーバスを降ります。
見渡す限り雪と森...。静寂という言葉がぴったり。

▲本館前

広大な敷地内には、コテージやイグルー、雪と氷でできたチャペルなどが点在しています。
夜はさぞかし真っ暗で迷うんじゃ...と不安になりますが、ロウソクを灯すので迷う心配はないとのこと。
きっと幻想的だろうな...あぁ夜までいたい!と心底思いながら、敷地内の視察スタート。

まずは、スノー・イグルー。
その名の通り雪で作られたイグルーは、日本のかまくらがつらなっている感じ。

▲スノー・イグルー外観 ▲スノー・イグルー内部の様子

中に入ると、トナカイの毛皮が敷かれたベッドがあるだけ。
トイレも洗面所もないのはちょっとツライかなぁ...。
でも、室内はマイナス3~6度に保たれていて、あまり寒さは感じない。
また、最低耐寒温度マイナス32度の寝袋とウール製靴下・フードを用意してくれるそうです。

スノー・イグルーを後にし、いよいよメインのガラス・イグルーへ!
先にも述べたように、このガラス・イグルーは「寝ながらオーロラ鑑賞ができる」というまさに夢のような宿泊施設なのです☆

▲ガラス・イグルーが見えてきた! ▲亀の甲羅みたい

あら?思ったより室内は広い。また、室温も22度あり快適。
2台あるベッドはなんとリクライニング付でした!
贅沢の極みだわー。
そして何と言っても嬉しいのは、トイレと洗面台が備え付けられていること。

▲ガラス・イグルー内部(写真提供:Hotel & Igloo Village Kakslauttanen) ▲トイレ&洗面台

ここにしかない体験ができるガラス・イグルー、私も泊まりたかったー!
ちなみに、サーモ・ガラスという特殊なガラスを使用しているため、外気がマイナス30度まで下がっても視界はクリアに保たれるそうです(ホテルHPより)。

▲夜はこんなに幻想的☆(写真提供:Hotel & Igloo Village Kakslauttanen)

その他、暖めるのに一日かかるスモークサウナやログキャビン、アイス・チャペルなどを見学。
また、カクシラウッタネンから5キロ程度離れた場所に現在建設中の"サンタリゾート"も視察しました。(ガラス・イグルー増設予定です!)

▲野生のリス。可愛かった♪ ▲アイス・チャペル
▲ログ・キャビンの外観 ▲サンタリゾートのトナカイと一緒に

サーリセルカに戻り、カウニスパーの丘にある山頂レストラン「フイップ‹Huippu›」でランチ。

▲北欧と言えば...サーモン! ▲デザートのベリーキャラメルソースがけ すすす、すっぱい!

これぞ北欧!という料理を堪能しながら、ふと窓の外を見ると...尋常でない吹雪!!!
すぐ横がスキー場なのですが、リフトも止まっちゃいました...(T_T)/~~~
なんてこと...(涙)

▲吹雪の中逆にハイテンション!

天気がよければロシアまで見える(byレストランオーナー)、というのは冗談ですが、サーリセルカの町を一望できる、オーロラ鑑賞にも適した場所なのに、なーんにも見えませんでした...。
ソリでふもとまで下りることもできるのですが、遭難しそうなため断念。

引き続き、ホテル視察です。
◆ホリデイ・クラブ・サーリセルカ‹Holiday Club Saariselka›
サーリセルカの中心に位置するスパ・ホテル。温水プールや死海の泥を利用したトリートメントなど多様なメニューがあるスパ・エリアがあり、またナイトクラブや屋内運動場など、施設が充実。

▲客室の様子(ツインルーム) ▲温水プール

◆ラップランド・ホテル・リエコンリンナ‹Lapland Hotel Riekonlinna›
客室、レストラン、オプショナルツアー会社などがひとつの建物内にあり冬季には大変便利なホテル。ホテル内にオーロラ・オーデトリアムを置いたり、オーロラ鑑賞小屋を持つなど、オーロラ観測に関しても工夫を凝らしている。

▲客室の様子(スタンダードツインルーム) ▲ホテル内のオーロラ鑑賞部屋

当社ツアーでご案内しているオプショナルツアー会社「ラップランド・サファリ社」と日本人スタッフが常駐している「ノルディック・ジャパン社」のオフィスがあり便利。

▲ノルディック・ジャパン社

◆サンタズ・ホテル・トゥントゥリ‹Santa's Hotel Tunturi›
ホテルルームタイプ(今回視察したのはAHMA棟)とGIELAS棟のお部屋をご紹介します。
GIELAS棟は国賓級のゲストも泊まるほど!シックで落ち着いた雰囲気で、ベッドルーム・バスルーム共に広々としていて、居心地抜群でした。プライベートサウナがあるのが嬉しい☆

▲AHMA棟ホテルルームタイプの客室 ▲GIELAS棟の客室
▲GIELAS棟のバスルーム ▲GIELAS棟各客室内にあるプライベートサウナ

ホテル視察の後、トゥントゥリから歩いてすぐのところにあるサーリセルカ教会へ。
オーロラは北の方向から現れるので、北の空がひらけている教会付近はオーロラ鑑賞ポイントとされています。

▲サーリセルカ教会 ▲中は開放されていてオーロラが出るまで待機することもできる

夕食後、吹雪の中(もはやなれっこ)サーリセルカの街を散策。
端から端までおよそ15分!なんともコンパクト。

▲ショッピングセンター「シウラ」 ▲一番大きなスーパー「クーッケリ」21時まで営業

今夜は、ノルディック・ジャパン社が主催するオーロラハンティングツアーに参加します。
このツアーは天気に関係なく4人以上の申し込みがあれば催行され、移動して雲の切れ間とオーロラ遭遇の可能性を探って、ひたすら走行するのです!
いやしかし、この吹雪はあかんやろ...いやいや諦めたらそこで終わりですし!!...葛藤とともにバスに乗り込みます...。
一時間以上走ったでしょうか...行けども行けども吹雪は止まず。
そこで経験豊富なガイドさん(現地ドライバーのみの場合もあります)、サーリセルカから北へ30キロ離れたイナリ湖へ向かうという判断を下します。
これが功を奏し、イナリ湖に到着すると、ぴたっと吹雪がおさまった!
参加者全員元気を取り戻し、凍結した湖の上でオーロラ出現を待ちます。

▲イナリ湖の上を歩く ▲ううん...オーロラ出ない(涙)

やっぱり人生、そんな甘くないですね...。
0時過ぎまで待ちましたが、オーロラは現れてはくれませんでした。残念!

1時前にホテル到着。
サウナ発祥の国で、しかもプライベートサウナを堪能せずにチェックアウトできるか~!と朦朧としながらサウナに入り、あっという間に夢の中...。
あぁ長い一日だった。
明日こそ晴れますように...☆彡

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