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4日目 : ハスキー犬そり体験とサンタクロース・エキスプレスで首都ヘルシンキへ!

本日は、午前中にオプショナルツアーの『ハスキーサファリ』に参加、午後は終日ホテルの視察をして、寝台列車"サンタクロース・エキスプレス"でヘルシンキへ向けて出発です。

ラップランド地方ならではのアクティビティを体験したい!ということで、今回はオプショナルツアーの中で一番人気のハスキーサファリに参加します。
8時45分にラップランド・サファリ社へ。

▲ラップランド・サファリ社に集合 ▲大量のレンタル防寒靴

建物内に入り、防寒グッズをレンタルします。
私は、防寒着(服の上から着るつなぎ)・靴下・手袋をレンタルし、帽子・靴・マフラーは自前のものを利用。

【ワンポイントアドバイス (^o^)丿】
防寒グッズのレンタルはオプショナルツアー代金に含まれています。
また、防寒グッズのレンタルのみも可能!各アイテム大量に在庫があるので、事前予約の必要はなさそう。サイズも豊富です。

ハスキーファームに到着後、車を降りると...
「オンオン!」「ワオーン!」「ギャンギャン!」犬たちの大合唱でガイドさんの声が聞こえないくらい。
そして、なかなかの獣臭(笑)。
それもそのはず、このファームでは約300頭のハスキー犬が飼育されているそう。

まず、ガイドさんより、ブレーキのかけ方や後続のそりへ伝えるジェスチャーサイン、注意事項について英語で説明を受ける。

▲元気イッパイわんちゃん達 ▲ガイドのレクチャーを聞く参加者

そりは通常二人一組で乗り、前に座る人と後ろで立って操縦する人に分かれ、コース中盤で役割を交代します。
ガイドさんのそりに続いて、いざ出発!

▲いざ、出発!

ブレーキを離すと、ハスキー達は待ってましたとばかりに、ダッシュ!
思っていた以上のスピード!
風で顔が痛いけれど、気持ちい~い♪♪
そして、けなげにそりを引っ張るハスキーちゃん達が愛らしいのなんのって。
(特にぷりぷりとしたお尻が◎)
でも、疲れてくると集中力が切れるんでしょうねぇ、ノロノロ走行になったり、喧嘩を始める子もいました。

▲6頭のハスキー犬がそりを引く ▲前に座っている間はのんびり雪景色を楽しもう♪

そりに座って、移り行く幻想的な景色を眺めているうちはよかったんです...。
交代して、そりを操縦する番になったワタクシ、大変な目に合いました(T_T)
その一。カーブを曲がる際の減速が足らず、そりごと横転...
その二。ブレーキをかけたと思ったら足が滑って、そのまま引きずられ、数十メートル膝で滑る...

いやぁ、怖かった!
日本人女子二人だと、体重が軽すぎるみたいです。
でも、膝で滑りながらも絶対に手を放しちゃいけない!と必死でしがみついていたことが評価され(?)、ガイドさんにベストドライバー賞を頂きました(笑)。

【ワンポイントアドバイス (^o^)丿】
下手をすると大怪我に繋がりかねません!(実際病院送りになった人もいるそう...)
カーブを曲がる際はしっかりブレーキを踏んで、スピードを落とすこと。
前のそりと自分のそりの先頭の犬との距離は、常に5~10メートルはあけるように。

コース終了後はたき火で暖められた小屋の中で、温かい飲み物とクッキーを頂きながら、ほっと一息。

▲小屋の中でしばし休憩

その後、ハスキー達の小屋を見学し、ラップランド・サファリ社に戻ります。

▲私達のそりを引っ張ってくれたリーダー犬「AKU」と ▲赤ちゃんハスキー

午後からは、計6軒のホテルを視察。
昨日宿泊した「スカンディック」と合わせ、簡単にご紹介します。
ロヴァニエミのホテル情報はこちら⇒⇒

途中、町の中心にあるショッピングセンター「サンポ・センター」と「レヴォントリ・ショッピングセンター」も見学。
サンポ・センターには約40のお店が入っており、ロヴァニエミのランドマーク的存在とのこと。
マリメッコ、ペンティックなどのフィンランドブランドのお店もここに入っています。
レヴォントリ・ショッピングセンターはサンポ・センターより新しく、H&Mがありました。
(ちなみに、レヴォントリとはオーロラの意味。)

▲サンポ・センター外観 ▲サンポ・センター内の様子
▲レヴォントリ・ショッピングセンター内のH&M ▲大型チェーンスーパー"Sマーケット" もレヴォントリの中に

二つのショッピングセンターは歩いても10分とかからないので、両方チェックしてみては!?

ちなみに、サンポ・センター向かいには24時間営業の小規模スーパーもあります。

▲24時間営業のスーパー"Sale"

視察終了後、シティ・ホテル内のレストランで夕食。
研修仲間のK君、トナカイ肉にチャレンジ!!
私も一口頂きました。全然くさくなくて、意外や意外、あっさりしていて美味☆

▲トナカイ肉のベリーソースがけ ▲びびりの私は無難にパスタ(笑)
【ワンポイントアドバイス (^o^)丿】
ホテルでは、チェックイン前・チェックアウト後もレセプションまたは荷物保管室でスーツケースを預かってくれる。ただし、パスポートなどの貴重品を入れたままにしないよう、ご注意下さい!特にヘルシンキでは置き引きも多発しているとのこと。

ロヴァニエミ駅まではタクシーで10分程度、料金は14ユーロでした。
少なくとも列車出発時刻の30分前には駅に到着するようにしましょう!

▲ロヴァニエミ駅に到着 ▲入口を入るとすぐ待合いスペース
▲ロッカーもあります(2ユーロ) ▲電光掲示板で乗車する列車を確認!

改札はなく、検札は車内で行われます(車掌にチケットを提示)。
貴重な経験がたくさんできたラップランドともいよいよお別れ。なんだか寂しい...。
後ろ髪をひかれるような思いで、列車に乗り込みます。
ちなみに、『サンタクロース・エキスプレス』という名がついてはいますが、サンタクロースの絵などはどこにもありません(笑)。

▲ドアを出るとすぐにホームが ▲車体に表示されている号車番号を確認してから乗り込む

私、寝台列車に乗るのは生まれて初めてです♪
ちゃんと寝られるかな!?わくわくドキドキ...。
発車まで、しばし車内を探検。
今回はトイレ・シャワー付の2階コンパートメントを利用しました。
サンタクロース・エキスプレス徹底レポートはこちら⇒⇒

発車予定時刻の21時8分を過ぎても、一向に出発する気配がない...。
アナウンスもなく、状況がつかめないまま21時55分になってようやく出発。
と、思いきや、やっぱり止まった。
なにごと!?
アナウンスが流れたが、フィンランド語のみで全くわからず...。
こりゃ明日飛行機で移動かなぁ...などと考えていたら、いつの間にか眠り込んでいました。
振動を感じ、目を覚ますと......今度は間違いなく動いてる!
よかったぁ~~!!
結局理由はわからぬまま、23時45分ロヴァニエミを出発。
弁明なしって、日本ではちょっと考えられないですよね(^_^;)
なにはともあれ、旅情たっぷり寝台列車の旅のスタートです♪

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