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イングランドぶらり一人旅~素朴な田舎町であたたかな出逢い~ 体験記TOPに戻る

3日目 :

イングランド3日目写真01そういえば昨日は夕食をとらずに眠ってしまったので、朝から食欲旺盛だ。これぞイギリスのB&Bと言えるイングリッシュ・ブレックファーストはとてもおいしかった。ウィンナー、ハム、マッシュルームソテー、焼きトマト、スクランブルエッグ、そしてトーストとボリューム満点。朝食の後、ブレンダさんに無理を言って他の客室を見せて頂いた。どの部屋も清潔で、すっきりとまとめられている印象。とても居心地のいいB&Bだ。

今日は、地元の旅行会社の方に湖水地方の見所を案内してもらうことになっている。
イギリス一の景勝地と言われる湖水地方。楽しみだ。
イングランド3日目写真02
9時半、The Lake District Toursのアンディさんが迎えに来てくれた。アシュリー・ゲストハウスに別れを告げ、車に乗って出発。まずは、駅から街の中心に向かって下り坂を少し降りたところにあるウィンダミアの観光案内所へ。地図やパンフレットなど豊富に揃っており、スタッフが見所など親切に教えてくれる。その後、ウィンダミアの街の中心部を抜けてウィンダミア湖畔の街ボウネスに向かう。ウィンダミアからボウネスまでは車だと10分もかからない。歩いても25分ほど。ボウネスにはフェリー乗り場があって、フェリーは遊覧船としてだけでなく、地元の方の交通手段としても欠かせないそうだ。ここから見るウィンダミア湖は、朝靄がかかってとても幻想的だった。
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湖に沿って北上し、ニア・ソーリー村へ。ニア・ソーリー村には世界的に、もちろん日本でも有名なあのピーターラビットの産みの親であるベアトリクス・ポターの家「ヒル・トップ」がある。辺りはピーターラビットの世界そのまま、見渡す限り緑で、羊が草を食んでいる様子はとてものどかで心静かになる...そんな感じだった。ちなみにこのヒル・トップ、今でこそ冬で観光客は私一人だったけれど、夏になると予約をしないと入れないほどの人気スポットだそうだ。

その後、アンディさんがターン・ホウズというガイドブックには載っていない景勝地に案内してくれた。くねくね道の丘をのぼっていくと、眼下に吸い込まれそうなほど青い湖が広がっていた。周りの山の緑とのコントラストが本当に美しい。風が強くて寒かったが何組かハイカーの方もいて、ゆっくり自然に触れながらハイキングコースを巡るのは、湖水地方を楽しむ最もいい方法かもしれない。

英国を代表する詩人・ワーズワースが住んだダブ・コテージがある静かな街グラスミア、リゾート地としても人気が高い街アンブルサイドなどを車窓見学した。時間がなくて行けなかったが、北部の街ケズウィック近くにあるダーウェント湖の景観はまさに「サプライズ・ビュー」だそうだ。
夕方、今日宿泊するB&B「ロックサイド・ゲストハウス」へ。こちらは建物の構造がとてもユニークで、また部屋のインテリアも一つ一つテイストを変えてあり、モダンな雰囲気のB&Bだ。ここのオーナーもとても親切で、女性一人でも安心して過ごすことができた。 イングランド3日目写真05イングランド3日目写真06
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