2011年5月24日(火)天気:晴れ
【12.生きた博物館"キフヌ島"】
今日は、エストニア人から生きた博物館と言われ、2003年にユネスコの世界無形遺産に登録されている、『キフヌ島』へ
時間が来て、いよいよ出航♪
約1時間の船の旅で到着!
今回、キフヌ島を案内してくれるマリさん、マリさんが着ている服は伝統的な模様の民族衣装で、お出迎えしてくれました。
最初に案内してもらったのは、ピンクの建物が印象的な「博物館」その正面にはロシア正教教会が有る。
博物館の中にはキフヌの歴史と文化が丁寧に展示物と共に紹介されています。
男性は昔、ロックシップと言い、岩を砕いて、船を作り、自分たちが作った道具で漁に出た。
また、女性は留守や寒い冬を待つのに、編み物、織物、刺繍をして過ごして居た。
~キフヌ島の結婚について~
元々キフヌ島には伝統的な結婚式の儀式が有り、新郎新婦がどちらもキフヌ島出身の時に伝統衣装をまとい行われていた。
しかし、年々人口も減り、現在はどちらか片方がキフヌ出身で有れば、伝統結婚式が行われる。結婚式の衣装はこんな感じ↓
既婚者はスカートの上にエプロンをする。
また、お葬式は土葬で行われる。お葬式用のスカートも有り、青色が多いスカートは悲しい用
他にも沢山のことが博物館では紹介されており、キフヌ島の魅力について学べました。
また、島民オリジナルの可愛いグッズ(手袋、バッグ、マグネット、キーホルダー、置物等)がお安く手に入る売店も有るので、必ず見るべき★
博物館を見た後は、直ぐ傍に有る、島の中心にある唯一の幼稚園・小学校・中学校を見学。
家庭科の授業中に訪れちゃったから、生徒たちもビックリ!しちゃいました。驚かしちゃってごめんなさい。
また、校庭の隅に洗濯物を干している風景が☆絵になる風景でした。
学校見学後はマリさんのお家に向けてバスでGO!
途中お墓によりました。日本のお墓というと、ちょっと怖い独特の雰囲気ですが・・・
なんだか、お洒落で、全然怖く無い。
そして、お墓の近くに井戸を発見!ドライバーさんが「懐かしいなー」と言い、
井戸水をくみ上げる実演☆井戸水を実際に飲んでみたら、ちょっとショッパイけど、冷たくて美味しい!
さて、走っているとマリさん宅に到着。
今日のお昼ご飯はマリさんのおばさんの手作り、伝統的な家庭料理♪
どの料理も本当に美味しくて、スープもハンバーグ?もついついおかわりしちゃった。
りんごとすぐりのオリジナルジュースも飲み易くて◎。
食べるの夢中で写真撮り忘れてしましました。笑
美味しい料理で幸せを感じた後は、ご自宅のお部屋紹介!
お部屋中が可愛い刺繍や伝統的な模様が沢山!住みたくなっちゃうお家でした。
お腹もいっぱいで満足していると、おばさんが「皆さんも宜しければ伝統衣装着ますか?」って言って下さり、
え?良いの?そりゃーもちろん着たいです!ってことで↓女性メンバーでキフヌ衣装に変身☆似合ってるかしら?
まさか伝統衣装着られるなんて感激!
その後、最南端の灯台へ行き、青空の下キフヌの伝統的踊りと歌を披露して下さいました♪そして皆で一緒に踊りました!
楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまい、そろそろお別れの時間。
時間が止まれば良いのに・・・マリさん達とのお別れで、泣きそうになってしまいました。
キフヌ島はのどかで、自然が沢山!また、あたたかい人々に出会えて癒されました。
本当に素敵な最高の島でした。次こそは泊まりでゆっくりと来ます!
キフヌ島からパルヌ港に戻り、ここからはまたバスで移動です。
この旅3ヵ国目のリガに向かい3時間半の道のり。
途中にも天気が崩れてこの旅で初めて暗い夜を迎えました。
真っ暗の中ネオンが綺麗なリガの中心街へ到着
明日は晴れますように・・・