海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

~パリからのSHORT TRIPのススメ~ 体験記TOPに戻る

7日目 : ワインの後は、リキュール!

今日は2つのリキュール工場見学へ。
また朝からアルコール注入です(笑)
日本にはまだ未入荷のようですが、ヨーロッパでは有名な『GIFFADO(ジファール)』というリキュールメーカーへ。
見学コースは約1時間半。完全予約制で、見学終了後にはリキュールの試飲も可能です。
GIFFADOのリキュールはハーブやフルーツをカーブに入れて、アルコール漬けにし、砂糖を加えて作られますが、その甘い口当たりに反して、アルコール度数は低いもので15度、高いものになると40度ほどなので飲みすぎには注意が必要です。。。

▲GIFFADOの工場正面  ▲お姉さんのレクチャーの後は・・・ ▲試飲TIME♪

昔薬局だったGIFFADOはミントに癒し効果があることを発見し、まずは薬として販売を始めました。
後に食後の消化を助けるためなどに用いるリキュール・MENTHE PASTILLE(マント パスティーユ)の生産をはじめます。
現在では年間400万本生産し、全130種類のリキュールを55~60ヶ国に輸出中です。

▲MENTHE PASTILLE ▲他にもリキュール色々

お次は、世界的に有名な『Carre Cointreau(カレ・コアントロー)』へ。
見学コースは、まず10分ほどビデオでコアントローについて学び、その後工場や展示を1時間ちょっとかけて見学し、最後に約30分の試飲タイムが含まれる、合計2時間のビジットです。
コアントローの工場はこのアンジェにある工場のみで、世界中に輸出されているコアントローはすべてここで造られたものです。年間400万本生産されるこのコアントローの主な原材料は2種類のオレンジの皮で、年間約150トンのオレンジを消費するそうです。

▲コアントロー博物館 ▲2種類のオレンジの皮 ▲オレンジの香りが漂います

見学後はお決まりの試飲タイム!
施設内にBARが設置されていて、プロのバーテンダーさんがコアントローを使ったカクテルをふるまってくれます。今回は「コアントロー・フィズ」を作っていただきました。
スッキリとしていて飲みやすく、でもアルコールは高そうでした。BARの隣にはお土産ショップもあり、ばらまき土産に便利なミニ・コアントローなども売っていました。

▲昔のイメージキャラクター ▲本格的なバーカウンター ▲コアントローのカクテル

午前中にアルコール度数の高いリキュールを頂いたので若干ほろ酔い気分ではありますが、
午後はジャン・リュルサ・タペストリー博物館見学へ。
1957年にジャン・リュルサが制作した10枚の連作タペストリー『世界の讃歌』が収められています。
昨日見たアンジェ城のタペストリーの影響を受け、世の中が終わり、再生されていく様子が描かれたタペストリーですが、雰囲気はアンジェ城のものとはがらりと変わって、モダンで独創的なタペストリーです。写真の撮影が禁止されていたため、残念ながら言葉でしかお伝えできませんが、アンジェの2つのタペストリーを見比べてみるのもなかなか興味深いものでした。

今夜はフランス研修旅行、最後の夜!
ということで、ディナーはフランスっぽいお料理をオーダーしてみました。
前菜にエスカルゴ、メインにアンジェ名物のポークステーキ、デザートはマカロンのアソートです。

▲食べるのに悪戦苦闘! ▲ボリューム満点 ▲本場のマカロン♪

この他に、気になっていたタルタルと呼ばれる生の牛肉を細かく切って、ハーブやスパイス、玉ねぎなどを混ぜ合わせた料理やフランスデザートの定番、クレーム・ブリュレなどもいただき、フランス最後の夜はふけてゆきました。

▲一度は食べてみたいタルタル ▲外はパリパリ、中はとろ~ん♪
~パリからのSHORT TRIPのススメ~ 体験記TOPに戻る