2013年9月17日(火)天気:曇り時々晴れ
今日は日本語ガイドの藤原さんと共に、リヨン旧市街を観光します。
ローヌ・アルプ県の県庁所在地で、フランス第2の都市。
ソーヌ川西岸に広がる旧市街は世界遺産にも登録されており、ルネッサンス時代の建物が今も息づいている。
多くの食材に恵まれた土地であるリヨンは、ミシュランの星付きレストランがひしめく「美食の街」としても有名。
旧市街のおもな見どころ:14世紀につくられた天文時計が名高い『サン・ジャン大司教教会』、街を一望できる『フルヴィエールの丘』
徒歩でソーヌ川の向こう側に広がる旧市街を目指します。
曇り空なのが残念ですが、絵になる景色が広がります。
裁判所の上に見えているのが、フルヴィエールの丘にある『ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂』。
どこからでも眺めることができる、この街のシンボル的存在です。
橋を渡り、いよいよ旧市街へ。
年代物の建物に挟まれた狭い石畳の路地に佇んでいると、中世にタイムスリップしたかのような感覚に...。
旧市街には、建物の中を通って路地と路地を行き来できる「トラブール」という抜け道が数多く残っていますが、これは絹織物がさかんだった頃、出来た商品を雨で濡らさないために作られた小道で、この街独特のものとのこと。
第二次世界大戦中は、レジスタンスの逃げ道としても利用されたそうです。
ほとんどが普通の住居ですので見学はお静かに...。
(見学可能なトラブールには看板がかかっています。)
住居の窓からちらっと見える室内は、ことのほか近代的。
世界遺産に登録されるような歴史ある街でオシャレに暮らすリヨン子を羨みながら、トラブール散策を楽しみました。
続いて、『サン・ジャン大司教教会』を見学。
その後、本日のハイライト『フルヴィエールの丘』へ!
観光案内所横のVIEUX-LYON駅よりケーブルカーで向かいます。
「リヨン・シティ・カード」が便利です!
公共交通機関が乗り放題に、また20カ所以上の美術館・博物館が無料になります。
1日券(18ユーロ)、2日券(27ユーロ)、3日券(36ユーロ)があり、観光案内所で入手可。
(※料金は2013年10月現在)
FOURVIERE駅を出ると、目の前にどどーんと『ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂』が!!
間近に見ると、大迫力です。
内部はモザイクや金箔で装飾され、何ともきらびやかな雰囲気。
と思いきや、一部装飾がない!?
...この聖堂は市民の寄付で建設されており、資金不足のため、いまだ装飾されていない箇所があるそうです。
聖堂の裏手には、街を見下ろす大パノラマが広がっていました!
手前から旧市街→ソーヌ川→新市街→ローヌ川→パール・デュー地区(ビジネス街)と街が東に向かって発展していったことがよくわかる。
それにしても晴れてよかった...(^^)v
オープントップバスに乗って、丘を下りました。
さぁ、待ちに待ったランチ♪
本日のランチは "CAFÉ DE FEDERATIONS(カフェ・デ・フェデラシオン)"というブションで頂きます。
「ブション」とは庶民的なレストラン、いわゆる定食屋。
とかくお高いイメージのフランス料理ですが、気軽に郷土料理を楽しめるのっていいですよね!
下町の雰囲気が漂う店内は、地元の方や観光客で満席!人気店なんですねー。
ブションで出されるワインボトルは厚底です。理由は、荒っぽくテーブルに置いても割れないから。
私はホルモンが苦手なので、メインは豚ほほ肉のシチューをチョイス。柔らかくて美味☆
研修仲間の方が選んだ子牛の頭がグロテスクでした(笑)。
ボリューム満点の料理に一同大満足!
ランチ後は、開発が進む新市街の見学など。
そして、あっという間にディナーの時間です。
かの有名なフランス料理界の巨匠、ポール・ボキューズのセカンド店"BRASSERIES DE L'OUEST(ブラッスリー・デ・ルウェスト)"でのディナー、一体どんな「美食」が私達を待っているのでしょう!?
今回は、市内にある4軒のブラッスリーのうち、ルウェスト(西)店へ連れて行って頂きました。
さすが名店と言われるだけあります!!(上から目線でスミマセン)
前菜なんて、ただのサラダなのに(失礼極まりなくてスミマセン)まぁ美味しい!
メインの魚はふわっふわで、感動しました☆
ポール・ボキューズの本店には行けなくても(本店だと予算一人4~5万だそうです...)、よりカジュアルな雰囲気の中名店の味を楽しめるブラッスリー、おすすめです!
お腹もココロも満たされ、幸せな気分でおやすみなさい...☆彡