2日目 : 世界遺産マウントクック観光
2005年12月11日(日)天気:曇り
今日は、グレートサイト社のバスで『マウントクック日帰りツアー』に参加。
朝の07:30にコプソンホテルに集合。ホテルにバス会社の受付があるので、そこでチェックインを済ませ、バスの到着を待っていると日本語のガイドさんが出迎えてくれます。2階建てのバスは、先着順で好きな場所に座ることができるので車窓からの景色を楽しむのには、1番前の進行方向右側の窓側に座るのが良い。このバスは英語のドライバー兼ガイドさんが観光案内をし、日本語のガイドさんが同乗してヘッドフォンを通して日本語の案内を同時通訳してくれるシステムです。
バスは国道を走って行きます。日曜日は特に道が空いていて、ほとんど行き交う車がない。日本とほぼ同じ交通ルールで左側通行、右ハンドルなので、ペーパードライバーの私でも、この道なら簡単に運転できそう!まずは、1号線を走り、ジュラルディンで朝の休憩。サンドイッチやジュースなどが売られているので、ここで腹ごしらえをすることもできます。今日は、日曜日なので、地元のフリーマーケットも出店していて賑やか。ジュラルディン出発後、国道79号線からは、けっこうカーブが多いので、運転する場合は注意が必要。その後、フェアリーからは国道8号線。『テカポ湖』をめざします。
11:00頃にテカポ湖に到着。ガイドブックにあるようなミルキーブル色の湖がとても綺麗。サザンアルプスの山々もはっきりと目にすることができます。テカポ湖の湖畔には小さな石造りの『善き羊飼いの教会』がたたずんでいます。今の季節には周辺にルピナスの花が咲いていて、とても趣があります。教会の中に入ってみると、ステンドグラスがなく、その代わりに祭壇の向こうに大きな窓があり、ガラス越しに湖とサザンアルプスが眺められるようになっています。その後、プカキ湖へ。こちらは、テカポ湖に比べて、濃いブルーで太陽の光がキラキラと反射していてとても綺麗でした。
天気が良かったので、マウントクックからの人気の遊覧飛行のツアー『氷河ハイライト』に参加しました。天候が安定していないと出ないツアーで、スキーの板が付いているセスナ機に乗り、約40分のフライトで10分間の氷河着陸ができるプラン。参加人数は、私を含めて7名。小さなセスナ機に乗り込み、ゴゴゴゴゴッと言う音と共に出発!思ったより揺れは少なく、窓からは雄大なマウントクック、マウント・タスマンやサザンアルプスの景色が間近に見えて迫力満点!途中、氷河に着陸して記念撮影をしたり、雪に触ったりと、面白い体験ができて感動しました!
その後、マウントクック国立公園のハミテージホテルでブッフェランチを食べてツアーの内容はこれで終了。
ここからは、クイーンズタウンに向けて出発する人と、私のようにクライストチャーチに戻る人とに分かれます。マウントクックの景色はとても素晴らしく、一見の価値あり!このアルプス街道はクライストチャーチ~クイーンズタウンへの移動にも最高のドライブルートです。