1日目 : ニュージーランド再上陸
2005年12月10日(土)天気:曇り
私がニュージーランドを訪れたのは、今回で2回目。前回訪れたのは、今年(2005年)の9月。
クライストチャーチとオークランドでした。
これまでのニュージーランドのイメージは"人より羊の方が多い"といった漠然としたイメージしか持っていなかった私。実際、ニュージーランドを訪れてみ
て、想像していた以上の雄大な自然に言葉が出ませんでした。ただ目の前に広がる景色と動物たちの姿。そして、明るく優しいキウイの人達森林浴をし、鳥の鳴
き声に耳を傾け、羊に癒され...と大自然を満喫しました。でもこれがニュージーランドの日常。そんなニュージーランドに魅せられ、今度はぶらりと一人旅に出
かけることにしました。
ところで、B&Bという宿泊施設はご存知ですか?日本ではあまり認識がないかも知れません。"ベッド&ブレックファースト"の略称で、欧米などではとても
ポピュラーで、朝食付の宿泊施設のことです。分かりやすく言うと、日本の民宿のように、オーナーさん住宅の一部を改装して客室にしています。一番の魅力
は、B&Bのオーナーさんとのコミュニケーション。今回、私は、本物のニュージーランドに出会うべく、一般家庭にステイしている感覚を求めて、日本人が経
営するB&Bを中心に宿泊することにしたのです。
今回も関西空港からのニュージーランド航空で約12時間の空の旅。まずは、ニュージーランドの玄関口、クライストチャーチへ。
ニュージーランドは南半球にあるので、日本とは季節が逆。ちょうど暖かくて過ごしやすい気候!
今日の宿泊先は、クライストチャーチの市内から車で約20分のパークガーデンに位置する「B&B木蓮」。周りは閑静な住宅街といった環境でとても静かな所に位置しています。お庭も綺麗に手入れがされていて、一度は住んでみたいと憧れるような素敵なお家です。
オーナーの立川夫妻がお出迎え。元高校の英語教師だったお話好きの正美さんと、元看護士の物静かで上品な美保子さん。お庭が見えるお部屋に通してもらい、 荷解きをして、しばしリラックスタイム。とても静かでゆっくりできます。
その後、立川さんからバスの乗り方や、街やレストランなどの情報を仕入れてからクライストチャーチの中心街へ。
実際、暮らしている人の生情報を直接あれこれ聞く事ができるのは、B&Bならでは。しかも日本語なので言葉の不安が全くない!
バスを使ってクライストチャーチの中心街まで出ることに。B&Bから最寄りのバス停は徒歩1分のところにあるので、とても便利。ニュージーランドでバスに
乗るのは、初めての体験だったので、少しドキドキ。市バスは、乗車の際に運転手さんに行き先を告げて先に代金を支払うシステムになっています。エリアに
よって料金が異なり、この乗車エリアはNZ2$50C。そして、自分の降りたいバス停でボタンを押して降ります。バスでは車内放送が一切かからないので窓
の景色をよく見ておく注意が必要です!
クライストチャーチは2度目なので、歩くのはお手のもの!
今日は土曜日なので、大聖堂の周辺はマーケットなどで賑わっています。お腹が空いたので、屋台でホットドックを食べることに。大聖堂を眺めながら、スクエアにあるベンチに腰を掛けて、ニュージーランドにいるんだ~というのを実感。
その後、大聖堂から徒歩約10分のところにある、ハグレー公園へ。緑豊かな憩いの場。地元の人が散歩をしていたりと、とてものんびりと過ごすことができま
す。夏のニュージーランドは日照時間がとても長く、夜の09:30位までは外は明るいのでいつも以上に歩きやすく、観光もしやすいのです。ただ、土日はお
店も閉まるのが早いので08:00頃にはもうひっそりとしているところもあります。