1日目 : スペイン初上陸
2008年6月14日(土)天気:
関空発、アリタリア航空でローマ乗り継ぎマドリードへ。
ローマからマドリードまでは乗り継ぎの良いフライトがなく、なんとローマ・フィウミチーノ空港で5時間ほどの乗り継ぎ待ち。
今回の行程ではアリタリア航空で行くのが一番最適だったため、納得済みとは言うものの、この乗り継ぎ待ちの時間はけっこうきつい・・・。
ローマ空港へはほぼ定刻通りに到着。
スーツケースはマドリードまで一括で届けられるので(ローマ空港で荷物を受け取る必要がない)、空港での乗り継ぎもスムーズだった。
ローマ空港のDFSやお土産屋さんはけっこう充実しているので、空港内を何度も散策して、何かないかな~と物色したり、手荷物で持っていたガイドブックを熟読したり、カフェテリアで軽食を食べたりしていた。ただ5時間もあるのでなかなか時間は経たない。
オランダのアムステルダム・スキポール空港みたいにカジノがあったらなぁ・・・、でも旅行前に破産してしまうかも・・・。なんて思いながら、暇つぶしに有料のインターネットを試みても時間が経つのはもの凄く遅く、ついウトウトと居眠りまでしてしまった。(注:居眠りは危険)
しばらくしてから、念のため、出発時刻などを確認するために空港内にあるフライト案内のモニターを見ると搭乗口が変更になっていた。
搭乗口変更ってけっこうあるのよね・・・。早めに気づいてよかった・・・。
大急ぎで変更後の搭乗口まで移動!
ようやくローマ発のフライトの搭乗時間でローマ空港での長かった乗り継ぎ待ち時間も終了!
マドリードへは、23時45分に到着。
空港到着ロビーで事前に手配しておいた現地のスペイン人のドライバーが私の名前を書いたプレートを持って待っていてくれた。
早い時間帯に到着の飛行機ならあまり不安がないが、夜や深夜の到着のフライトは空港内もひっそりしているので、送迎を付けておいた方が安心だ。
空港から市内までは、地下鉄や空港バスでも行くことができる。
但し、地下鉄の通路にはエスカレーターのない階段があったりして、スーツケースを持っての移動が大変だし、治安も心配。
空港バスの場合は、市内中心部のコロン広場まで行くので、この近くのホテルに宿泊の場合は便利だと思う。
個人的には、事前に送迎の手配をしていない場合は、タクシーの利用がおすすめ。料金は約20ユーロ。
ただし、無許可のタクシーや白タクなどもあるので、タクシー乗り場からの許可されたタクシーに乗ること。
また、メーターをちゃんと落としているかなどのチェックも必要。
空港からマドリードの市内までは特に渋滞がなければ、所要時間は約30分だ。
しかし、私が到着した日は違っていた!
深夜にも関わらず、道路は渋滞していて物凄い交通量。初めてのスペインだったので、普段の様子が分からない。
首都だから渋滞は多いだろうけれども、なんだか様子が変だ・・・。
アトーチャ駅周辺では、あまりの渋滞ぶりにクラクションが鳴り響く!
ブブブブブッー、バババババッー、びっくりする程に騒々しい!!車は全く進まない・・・。
無事ホテルにたどり着くことができるのだろうか・・。
長いフライトで体も疲れているし早くゆっくりと休みたいようぅ~。
とその時、ドライバーさんと目が合った。ドライバーさんも"どうにもならないよ"ってな感じで溜息まじりに苦笑いしていた。
ツアー用の送迎にしておいて良かった。もしタクシーだったら初めてのスペインでこの状況はあまりにも不安だったと思う(--;)
ホテル近くのショッピングストリートのグランヴィア通りを走る。
深夜01時30分過ぎているのにも関わらず、人通りがもの凄い。観光客や地元の若者達がはしゃいで歩いている。
繁華街だし、夜が遅いスペインでは当たり前の風景?
それでもこの賑やかさはなんなんだ・・・!
ようやくホテルに到着。空港からホテルまで1時間以上も経っているよ・・・。(汗)
くたくたになりながらも、ホテルにチェックインし、部屋に入り、荷解きをする。
宿泊のSIETEISLASホテルの部屋にはバスタブが付いていた。シャワーの出も勢いがありよかったのが救い・・。
日本から持ってきていた入浴剤を入れて、バスタブのお湯につかってくつろぎモード。
『さぁ、明日からマドリードの休日を楽しむぞ~!!』
気合(?)を入れ、気を取り直し、ベッドへもぐりこんだ。
後日分かった事だが、この日はEURO2008なる欧州サッカー連盟(UEFA)主催によるUEFA欧州選手権大会で
スペインが逆転勝利をおさめて、興奮さめやらない状態たったらしい。
それであれだけの混雑ぶりだったのか・・・!?!